お化けにみる、プロフェッショナル

おはようございます♪

人とチームの生産性革新を通して
「働き甲斐」と「業績」を同時に高める

感動経営コンサルタント
佐々木千博です。

昨晩は、祇園一力亭にて「お化け」
を楽しんできました。

「お化け」とは、京都の節分の夜の
江戸時代からある行事です。

厄払いで、鬼や禍をやり過ごすために、
いつもの芸妓姿と違ういで立ちでの
おねえさんが、いつもと違う芸で
おもてなしをしてくれます。

祇園の場合、井上流を舞うことになって
いるのですが、この2日間だけは、
他所の舞や、奇抜な衣装でもてなしてくれます。

お化けの途中も合間も、
舞妓さん・芸妓さんがずっと楽しく
場を演出してくれるのですが、

感動したのが、
プロフェッショナリズム。

15歳等で仕込みさんになり、
舞妓さんになるころは17歳など。

そんな舞妓さんが、堂々とした
見事なおもてなしなのです。
とても楽しい時間を
過ごさせてもらいました。

そして、
お化けをする芸妓のおねえさん達、
ネズミ年にあやかった和洋折衷
の舞にダンスに出し物など、本当に
工夫に満ちていて素敵。

とてもレベル高く、自分達も
楽しそうに、私たちを楽しませて
くれるのですが、なんと準備は
1~数週間程度とのこと。

ただ年月を重ねても意味がない。
プロとしての自覚と、

寝食を共にし、日々稽古に励み、
目の肥えたお客様とのお座敷という

真剣勝負の場数が、日々の密度が
短期間でプロフェッショナリズムを
育てるのだと思いました。

芸事の世界と、一般の職場は違う
というのは簡単ですが、
それで済ませて良いのだろうか?
と感じました。

プロになるには時間よりも、
時間密度と、真剣勝負の場数。

時間薬に頼っては、永遠に
プロフェッショナルにはならないと
肝に銘じたいものです。