ここでいう哲学というのは、経営哲学。

具体的には、

宇宙観・自然観
宇宙・自然とはどういう存在なのか?

人間観
人間とは、どういう存在なのか?

事業観
宇宙観・人間観も踏まえて、
我が社はどういった存在であるべきか?
我が社は何のために存在しているのか?
我が社の理想の経営は、どうあるべきか?
我が社は何を是として、何を非とするのか?

といったことへの問いかけと探求、
意味付けのことです。

これらが、経営姿勢や経営判断に直結します。

これらが明確であればあるほど、
その場の損得で右往左往することなく、
厳しい状況でもブレない決断をすることが出来ます。

答えはなく、経営者やリーダーが自らの中に
見出していくものです。

これが経営ビジョンにも、命を吹き込みます。

私の場合、

【人間観】
人は生来的に成長のよろこびを求める生き物。
そして、感謝・感恩できる生き物、
自分以外の人の幸せを我が幸せと
できる生き物

といったもので、それが経営理念
「成長の幸せ、ありがとうのよろこび」追求
に直結しています。

【事業観】
一人でも仕事していける時代に、
会社が存在するのは、一人でやる以上の
働き甲斐や喜びがないと意味がない。
会社は、幸せ増幅器であるべき。

といったものです。

正解はないですし、100人あれば、100通り
あると思います。

私も今後、考えが深まったり、
変化していったりすることもあるでしょう。

・・・

経営ビジョン磨きもとても重要です。

リーダーの仕事とは、

●行き先と向かう方向を示すこと

●メンバーをその気にさせ、
力を結集・発揮させること

●結果を出すこと

の3点ですが、前の2つはまさにビジョン
と大きく関係するからです。