構造思考で働き方改革もうまくいく

こんにちは。在宅秘書のゆきやまです。

TECH::EXPERTというプログラミング教室を運営している
会社の代表の真子就有さん(まこなり社長)の動画で知った
「構造思考」というものが
面白かったので、今回はそのお話しです。

構造思考とは?


何か問題が起きたとき、
みなさん解決策を考えますよね。

その問題が発生する構造は何なんだろう
考えることが構造思考だと
まこなり社長は話していました。

問題が起きたとき
「今後気を付けます」とか
「努力します」とか

反省として、このような言葉を言いたくなりますが
これではまた同じ問題が起きてしまうでしょう。

人間は疲れるし、忘れるし、
努力が続かないという生き物です。

ここで構造思考です。


なぜこの問題が起きたんだろう
問題が起きる構造は何なんだろうと
考えることで、だれでもできる根本的な解決に繋がります。

『構造思考』で働き方改革のことを考えてみようと思います。

構造思考で長時間労働をなくすための解決策を考える

「長時間労働」をなくそうとして、
フロアの電気を定時で消灯するという対策。
どこかで聞いたことがありますか?
長時間労働是正という問題に対して
何かアクションをとったというのは
素晴らしいことだと思いますが
根本解決にはなっていないように思います。

「残業をなくしたい」という課題に対して
構造思考で考えてみます。

【課題】
1.一人当たりの仕事量が多すぎる
2.上司がいつも残っているから帰りづらい
3.サービス残業が当たり前になっている

3つめは
大企業だと、タイムカードとPCログオン時間の記録など
2重に記録を取ることが進められています。
中小企業ではどうでしょうか。

それでは、先ほどの課題に対する解決策を考えてみたいと思います。

1.一人当たりの仕事量が多すぎる

→ 社長みずから社員の仕事量を減らす


現場の社員では仕事の量を減らすことは
かなり難しいと思います。
できて、ムダな事務作業を自動化する・なくすレベル。

トップ自らが仕事量を減らす決断をする
ということが欠かせないと思います。

ファミレスでも
「ガスト」や「ジョナサン」は
24時間営業をやめる店舗も
出てきています。

2.上司がいつも残っているから帰りづらい

→ 上司には定時で帰ってもらう

仕事量は、適切なのに
なぜか社員が帰らないという会社の場合は
上司が原因かもしれません。

上司には、定時で帰ってもらうというのは
若手社員が残業してしまっている部署では
有効だと思います。

3.サービス残業が当たり前になっている

→ 就業時間を正しく申請しない社員にペナルティを課す

まずは、サービス残業している社員を把握することから
はじめてください。

実際の就業時間と申請された業務時間に
乖離がある場合、
上司の面談を必須にする
貼り出す
などして、サービス残業をするとペナルティがある
という仕組みを作ると有効だと思います。

上記の考えは、私個人の考えですが
あなたの会社でも
なぜ長時間労働がなくならないのか?
働き方改革が進まないのか?
構造思考でぜひ一度考えてみてください。

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