在宅勤務をしたい社員はサボりたい社員?

在宅勤務を許可してしまうと、社員はサボるんじゃないか?そう思っていませんか。
働いている姿が見えなくなると確かに不安ですよね。

「だから、在宅勤務を取り入れない」というのは、とても勿体ないです。

在宅勤務でサボりたい?

「社員のくせに、会社に来たくないなんて、サボりたいのか」と、思わないでくださいね。

その社員は、仕事をサボりたいのではなく、
会社に行きにくい状況になってもあなたの会社に貢献し、働き続けたいと思っているということです。

そんな社員には、自社でぜひ長く活躍してほしいですよね。

社員が辞めない会社

在宅勤務は福利厚生ではなく、企業戦略であるというお話をします。

今後、続いていく少子化で日本は人材不足になると言われています。
採用は非常に困難になることが想像できます。

そんな人材不足の中、せっかく採用し、教育した女性社員が、結婚・出産・育児で辞めてしまうのでは採用にいくらコストをかけても足りません。

また、「40代の社員は今さら退職したりしないだろう」と思っていませんか?

これは女性に限ったお話ではありません。
40〜50代の働く人が、親の介護に直面すると言われています。
管理職になった40代の男性が、理由も話してくれず(本当の理由を話せず)辞めていくという事態があなたの会社でも起きるかもしれません。

辞めない仕組みが企業戦略に

結婚・出産・育児や介護、さらには自身の病気などで、働く時間や場所に制約が出てきたとき
辞めずに続けられる、そしてまた時間の制約がなくなったときに戻ってこられる会社が今後日本で残っていくと思います。

社員が辞めない会社の企業戦略として、在宅勤務をぜひ取り入れてみてください。

それでも、社員は在宅勤務でサボるのではないか?という方へ、
どうやって仕事上のコミュニケーションを取っていくかについては
また別の記事でお伝えしたいと思います。



この記事を書いた人 雪山 早耶

株式会社ワーク・ライフバランス認定コンサルタント
弊社 株式会社 佐々木感動マーケティングにて「在宅秘書」として就業中
二児の母として子育て奮闘中