絶対に変えられないと思うことでも

コロナ禍で
変化できた企業とそうでない企業があります。

あなたの組織はいかがでしょうか?

現在、感染者がまだまだ落ち着いたとは言えない状況で
変化できた企業とそうでない企業の
明暗がはっきりとあらわれてきている頃かなと思います。

コロナ禍でも
「絶対にオンライン化できない」
「うちには無理だ」

と思うようなことに
チャレンジし変化している事例を2つご紹介します。

「うちでは無理」から「できるかもしれないな」と
考えるきっかけにしていただけたら幸いです。

★回転寿司チェーンの「魚のオンライン買い付け」

関東に店舗展開する
回転寿司チェーン銚子丸の事例です。

コロナ禍でオンライン化を推進し
会議コストを約360万円削減しました。

こちらももちろんすごいのですが、
なんと
魚の買い付けをオンライン化しました。

創業以来こだわってきた
「日本全国の港から魚を直接仕入れる」
ということが
コロナのせいで難しくなりました。

そこで、業界でも困難と言われてきた
魚介類の買付けをオンラインチャレンジしました。

結果、今朝漁港であがったばかりの魚を
映像で詳細に見ることが可能になり、
すぐに金額交渉して買付けができるようになりました。

今までにないスピードと
新鮮さで店舗へ、そしてお客様へ
届けることが実現しました。

★霞ヶ関でFAX撤廃

先日、河野大臣は記者会見で
将来的に霞が関からFAXを廃止し、
電子メールに切り替える方針を
発表しました。

河野大臣は、
FAXがあると
物理的に担当者が来なければならないため
テレワークの阻害要因のひとつと指摘していました。

霞が関には根強い紙文化があることは
有名でご存知の方も多いかと思われます。

霞が関官僚を対象に実施されたアンケートでは
省庁と国会議員のやりとりの89%がファクスという
衝撃の結果が出ていました。

デジタルに馴染まない年配者もいる中
テレワークを阻害するとして
FAX廃止を決めたということは
霞が関も大きく変化しているなと感じます。

あなたの組織でも
「これは変えられない」
「オンライン化なんて絶対無理」
と思うところにこそ
大きなチャンスが眠っているかもしれません。