仕事、時間、健康のバランス取れていますか?

あなたは最近
仕事、時間、健康のバランス取れていますか?

この3つはそれぞれ密接に関係しています。

・仕事に時間を使うと、他のことをする時間がなくなる

・健康に気をつかわずにいて何か患ってしまうと仕事ができなくなる

・仕事が少なくなって、時間が余ってすることがない

あなたは現在どんなバランスを取っていますか?

「ワークライフバランス」
この言葉も上記の3つを含んで
人生の中でワークとそれ以外の
バランスを取るという考え方です。

今日は「真のワークライフバランス」について
私の実体験も交えながらお話ししてみたいと思います。

★真のワークライフバランスとは

最近は、
ワークライフ・インテグレーション
ワークライフ・シナジーなど
様々な言葉が出てきています。

多くの日本企業でも
ワークライフバランスの推進が図られています。

ところで、
この「ワークライフバランス」は
誰のための考え方だと思いますか?

子供のいるワーキングマザーが浮かんだ方や
親の介護をしている方が浮かんだ方もいるかもしれません。

★私の話を少し

少し私の話をさせてください。

私は新卒から5年間、大手IT企業で働いていました。

周りはみな、長時間労働。

長時間労働の人が良い評価されるというわけでは
決してありませんでしたが、
「会社のために
どれだけ時間を使えるか?」

結果として人事評価につながっていました。

仕事はすでにたくさんある中、
新しいサービスを始めても
チームの人数は増えないので
残業が増えるばかり。人が辞めまた仕事が増える。

当時、私は働き盛りの20代のはずが、
気力・体力が追い付かなくなり、
長時間労働ができなくなってしまい
ついに体調を崩してしまった、という経験があります。

そんな私が過去いた会社にも
ワークライフバランスの考え方があれば良かったのにと
今振り返って思うことがあります。

私の経験からお伝えしたいのは
ワークライフバランスは

「家庭に事情がある特別な人の
ためだけのものではない」

ということです。

20代の私は、独身でしたし
持病があったわけでもありません。

事情を持たない人のためにも
ワークライフバランスは必要な考え方だということが
少し理解いただけたら嬉しいです。

ワークライフバランスとは

「仕事と家庭だけ」ではなく、
「仕事と、育児・介護・自己研さん・趣味・運動」

などを含んでバランスを取る考え方です。

「仕事と家庭」という観点で
会社の制度を作ると

『育児や介護など家庭の事情がある人は、
 早く帰れて優遇されていいよね』

『残りの仕事を対応するのは
 家庭の事情のない僕らだ』

というように、
家庭のある人とない人の対立構造をうみ
社員のモチベーションを下げる
ことに繋がってしまいます。

★個人の仕事、時間、健康のバランスをとるために

冒頭にお話しした
仕事、時間、健康のバランス

これは
「DIE WITH ZERO
 人生が豊かになりすぎる究極のルール」

という書籍にあったものです。

この書籍には
以下のようにありました。


人生を充実させるための三大要素は
お金・時間・健康。

しかし、これらが同時に潤沢に
手に入ることはめったにありません。

重要なのはその時にふさわしいそれぞれのバランス。

今、豊富にあるものを、
足りないものと交換することを意識しよう。

多くの人が
お金は給料から得ているということで
お金=仕事として
仕事、時間、健康のバランスと
ご紹介しました。

社員ひとりひとりの
仕事、時間、健康のバランスは
その時々によって異なります。

一時的に、業務時間が少なくなった社員でも
子供が大きくなれば、
介護が落ち着けば
また仕事に多くの時間を使えるようになる
未来がきっとくるでしょう。

社員ひとりひとりが
そのとき大事にしたいことを
大事にできるよう
経営者・管理職は制度や風土の
設計が必要です。