コンセプトにこだわり、徹底的にユーザー目線になる

こんにちは、ワークライフバランスコンサルタントの雪山です。

ファッションバイヤーMBさんが
ユニクロのパーカーへの愛を語っている動画を見ました。

この動画から
ユニクロはいかにコンセプトにこだわり
ユーザー目線で考えて
商品開発をしているかが

ものすごく伝わってきました。

今日はユニクロのものづくりの姿勢について
お話します。

動画で語っているファッションバイヤーの方は
ユニクロの回し者ではないそうです。
ただのファン。

ユニクロのいちファンであるMBさんが
語る姿を見て、
私も改めてユニクロのことが好きになりました。

働き方改革で「生産性を上げる」ということが
よく言われますが

まずは

『目の前のお客様に
自社の製品やサービスの
ファンになってもらう』。

これは生産性を上げるなど
効率化を考える以前に
大事にしたいことです。

動画で語られていたのは、
ユニクロのパーカーについて。

ユニクロのパーカーなんて
毎年同じやん?と
思っていました。ごめんなさい。

商品開発部は、
定番の商品であっても
毎年改良を続けているそうです。

かっこいいパーカーってどんなパーカー?

商品開発部の人たちは、
世に売り出されているパーカーを買い集め
どんなパーカーがかっこいいかを
確かめたそうです。

そこで出た結論は
「かっこいいパーカーはフードが立っている」。

そこで、フードの大きいパーカーを試作します。

すると、新たに問題が出てきました。

それは、フードが乾きにくいこと。

別にフードが乾きにくいなんて当たり前では?と私は思ってしまいました。

突然ですが、ユニクロのコンセプトを
ご存じでしょうか?

ユニクロのコンセプトは
「ライフウェア」。

洗濯後に乾きにくい服は
毎日着る「ライフウェア」には
ふさわしくない。

そこで、フード部分だけ
生地の混紡率を変え
ポリエステルの割合を増やすことで
乾きやすさを実現したそうです。

私の感想は
「そこまでやるか?!」でした。

フード部分だけ生地を変えるなんて
手間もお金もかかる。
別にそれをしなくても、
お客様は毎年買ってくれる。

それでも、「コンセプトにそぐわないから」
という理由で改善した。
ここまでこだわっているんだと
関心しました。

試作して洗濯から乾かすところまでを
商品開発の時点でやりきった。

ユーザーのことを徹底的に考えぬいた
からこそだと思います。

コンセプトにこだわり、
徹底的にユーザー目線になること。
売れているからといって
毎年同じにしないこと。

ユニクロすごいね、で終わらず
あなたの会社や
仕事にも当てはめて
考えてみてください。

コンセプトに沿った製品やサービスを
提供できていますか?

製品やサービスを使うお客様の視点で
考えていますか?

生産性を上げるために
何かを変えるのは
その後でも遅くないと思います。

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