日常に潜む仕事のムリ・ムダ・ムラ
こんにちは。ワーク・ライフバランスコンサルタントのゆきやまです。
「仕事きついなぁ」と思われている方も
「毎日仕事がたのしい!」と思われている方も
一緒に考えてみたい話題です。
日々の仕事にはどんな仕事のムリ・ムダ・ムラが潜んでいるでしょうか。
いっしょに見ていきましょう。
まずは、仕事のムリ・ムダ・ムラに気が付くことが重要だと
わたしは思っています。
変えるためには、まず気づくこと。
これがなかなか難しいんですよね。
さっそく、いっしょに見ていきましょう。
働く時間・時間帯にムリはありませんか?
経営者や管理職の方にとっては、ムリがないかもしれませんが
「本当は子供を保育園に送ってから出社したいが、
始業時間が早いから毎日妻(or夫)に任せきり。」
「デイサービスから母が帰ってくるのが17時半なので、
その時間は在宅していたいが、介護時短なんて制度はないから言い出せない」
というような社員もいるのではないでしょうか。
また、介護離職も年々問題になってきており
介護を担う社員も今後増えていく時代です。
そういった社員の働く時間・時間帯に実はムリがあるかもしれません。
または、これからムリが出てくるかもしれません。
業務量にムリはありませんか?
「時間外労働をしないと回らない。」
「新人は、先輩から教えてもらう時間がなく、非効率なやり方で仕事を続けている。」
こんな状況はありませんか?
これらの問題は、まず業務量を見直すべきかもしれません。
人手にムリはありませんか?
「人が足りないのでシフトが組めず休めない。」
「人が足りないので、十分に休息が取れず連勤。ついには体を壊して1ヵ月の休職。」
人手不足の問題は、すぐに解決できるものではありません。
しかし、このようなムリを放置していては
いつかは社員は体を壊し働けなくなってしまうか
働きやすい会社へ転職していってしまいます。
非効率な作業はありませんか?
代々引き継がれている「秘伝のタレ」のような作業をしていませんか?
「なんでこの作業する必要があるんだろう?」と
疑問に感じている業務があるならそれは
減らすか、なくすか、変えるかのいずれかの対処をしなくてはなりません。
誰にでも、作業がはかどる時間とそうでない時間があります
午後、昼食後の時間は誰でも眠たくなりますよね。
また、ある時間帯にアンマッチで非効率な作業をしているというような状況もあります。
集中して資料作成をしたいのに、周りの人が話しかけてきて
そのたび作業が中断されるというようなケースです。
このような仕事のムラは、意識的に場所を変える、周りに宣言するという工夫で
乗り越えていくしかありません。
私も新人の頃よくやってしまっていたのですが・・・
上司の決裁をもらうために、上司が会議を終えるまで
待っていて無駄に残業するというケース。
このような仕事に潜む「仕事のムリ・ムダ・ムラに気づく」ことが
仕事をよくしていく第1歩です。