コロナがもたらした働き方の変化
コロナによって、私たちの生活は大きく変化しました。
日常生活はかなり大きく変化しましたね。
三密を避ける、手洗いを頻繁にする、マスクを着用するのは
もはや当たり前の生活になりました。
仕事にも大きな変化がありました。
市場の変化もそうですが、働き方も大きく変化せざるを得ない状況になりました。
これまでの⽇本⼈の働き⽅の特徴
これまで、日本では「勤勉であることが美徳」とされてきました。
キーワードは、「休まず、少しずつ、連続して」。
学校でも、皆勤賞というものがありましたよね。
私自身も、小学校の頃「頭が痛い」という理由で学校を休むとズル休みと言われ、
家族で旅行に行くからと、金曜日休むときは
「先生やお友達に言わないように」と親にも釘を刺された思い出があります。
小学校の頃から「勤勉であること」を強いられ
休まず、少しずつ、連続して働くことも引き続き求められてきました。
そして「みんなが同じ働き⽅」をしてきました。
雇用形態に違いはあれど、みんなが同じ時間に始業・終業することが当たり前。
休⽇もそうですね。(もちろん小売り・サービスの会社は別ですが)
コロナがもたらしたもの
「勤勉に休まず、少しずつ、連続して」「みんな一緒に働く」という常識が壊れていったように思います。
そもそも、「満員電⾞」っておかしいですよね。
なぜみんなが同じ時間に会社に⾏かなきゃいけないのか?考えることなく当たり前でした。
コロナをきっかけに、在宅勤務を取り入れる企業も増えてきました。
社員は「通勤で朝からかなり疲れていたんだな」と気づき
会社も「これまで高いオフィス賃料や交通費を支払っていたのか」と気づいたのだと思います。
特にビジネスにおいては「⼈と⼈とが接触しないことを強いられる」ことが
一番ダメージがあったのではと思っています。
在宅勤務を取り入れた会社では、
社員同士会わないことで「声」と「⾁眼」による
コミュニケーションが禁⽌されてしまい、
どうやって人間関係を作ればよいのか模索されている人も多いのではないでじょうか。
管理職の方からは「業務管理・労務管理ができなくなる」という声が聞かれます。
在宅勤務でも社員の業務をしっかりみて、マネジメントする力
社員が健康に働けるようサポートする方法は、
コロナの時代に合わせて変えていかなければならない転換期なのだと思います。
このようなコロナをきっかけに変わった働き方、これらは昔に戻ることはなさそうです。