古い建物が地域の宝に!工務店に学ぶ「三方よし経営」

チームSKM 池原です。

先日ある工務店での
支援で聞いた話からですが

その地域の新築価格は
ここ数年で大幅に上昇し
6000万円(土地1500万、建物4500万)
以上とのことです。

そんな中で
リノベーションが注目されており
新築で購入を検討したものの
予算が合わず
リノベーションであれば
先ほどの例でいえば
約3500万円ほどに抑えられるとのことです。

こちらの価格については
あくまで参考値です。

こういう状況の中
工務店としては
リノベーションに力を入れる一方で
新たな取組みをやっている企業があります。


<工務店の新しい形とは>

DIYリノベーションを通じた地域への取り組み
株式会社美想空間の鯛島康雄代表

https://www.youtube.com/watch?v=cppDAF7vzOI

こちらの動画をぜひ見て欲しいのですが
美想空間という大阪の会社があります。

この会社は
元々リノベーションなどを行う会社でした。

今は、地域の古い建物を蘇らせるだけではなく
その地域の活性化も手掛ける街づくりを
行う会社になっています。

動画の中では
宮崎県の空きビルを、地域の人が集まる
複合施設『新公民館VOL』へ再生した事例が紹介されています。

この会社の面白いところは
自社を工務店という枠にとどめていないことです。


<三方よしの価値創造>


こんな事例がありました。

https://corp.bisoukuukan.com/works/113/

大阪の日本橋にある築70年の住宅。

ここは
繁華街に近いにも関わらず
土地の権利者が複数おり
交渉がまとまらず
長らく放置されてきた場所でした。

その場所を
この会社の社長である鯛島社長は
所有者一人ひとりと粘り強く交渉を続け
協議は42回、1年以上かけてリノベーションに
漕ぎつけたそうです。

その際に
この場所を人が集まるウエディングレストランや
研修ができるレンタルスペースや
プライベートサウナなど

多くの人が集い、文化や価値を生み出す場所と
して生まれ変わらせる。

そうすることで
土地の価値も上がり、所有者にも
メリットがあると説得したそうです。

実際に万博効果などの
外部要因の影響もありますが
土地の価格は何倍にもなっているとのこと。

これこそ三方よしの成功例では
ないかと思います。


<三方よしのその先>

そして
この事例が良いのは
地域が生まれ変わることにより

単発ではなく
地域経済が活性化し
影響が波及していく点です。

「近くの古い建物に新たな
テナントを作ろう。」

そうなると
当然自社に工事の依頼が来るのです。

しかも
このような事例が
呼び水となって
リノベーションといえば
美想空間という自社のブランディングにも一役買っています。

このような取組みは
他の成熟した業界に新たな可能性を
感じさせます。

皆様の業界にも
こんな新たな切り口はないでしょうか。


<まとめ>

今回リノベーションから
街づくりの事例を見てきて
改めて感じたことは

「経営とは
フローをストックに変えること」
ではないかということです。

工務店では毎回新しいお客様を
手を変え、品を変え誘客する。

しかしこの例のように
新たな価値を生み出し
そこから次なる芽を生みだす。

また自社で古いビルを買取り
再生させて貸し出して家賃収入を得る
モデルも考えられるでしょう。

日本の人口も減り
モノが溢れ、需要が減少する中で
いかにフローでなくストックの
ビジネスモデルに切り替えていくか。

このあたりが
成熟した日本の中では
大切な考え方になります。

あと一つ感じたことは
我々コンサルタントも
ある意味では
企業をリノベーションする役割だなぁ
ということ。

その会社の良い部分を
活かしながら
そこに人やお金が集まるように
構造や仕組みを変えていく。

そう考えると
今回の企業のように
このさんよし会が
人が集まるハブとなり

そこで出会った会社を
さらに良い会社にしていく
役割を果たせたら最高ですね!

明日は
良い会社の代表格である
「伊那食品工業」をたかぴーが
紹介してくれます。

ぜひ皆さまお気軽にご参加ください。

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■イキイキ働きたいカッコイイ大人のベースキャンプ「さんよし会」
https://s-kando.com/service/sannyoshikai