改革だ!いきなりシステム導入は正解?
ITツールを使って業務効率化ができたらすてきですよね。
「働き方改革だ!」と言って、
このようなシステム導入から検討すること
これは正解なのでしょうか?
まずは改革の目的
なぜ、今、社員の働き方を変えなければいけないのか?
働き方改革をして、何を達成したいのか?
経営上の課題は何なのか?
目的からはじめる方が改革は成功しやすいです。
例えば、残業時間削減
「そりゃ、改革の目的は残業時間削減に決まってるだろう」とおっしゃるかもしれません。
一言に会社の「残業時間削減」と言っても、
それはどの部署なのか。
なぜ社員の残業時間が多いのか。
部署やチームによって、残業が多い理由は様々です。
長時間労働の原因はどこに?
例えば、仕事は早く終わっているのに、上司がなかなか帰らないから
だらだら残業が増えている部署。
仕事は効率化されているが、仕事量が多く、単純に人が足りなくて残業しているチーム。
生活のために、なにかと仕事を作って残業をしている人。
このように原因は様々です。
経営者から改革の意義を発信すること
残業時間削減を例にとりましたが、
このような様々な原因をつきとめ、全社で問題をなくしていくために
経営者からの改革の目的の発信はとても重要です。
いきなりITの新システムを導入したところで、
現場の反発があったり、
原因が解決されず、より労働時間が増えてしまうということになりかねません。
中小企業は大企業よりも、経営者の声が届きやすく、
働き方改革は成功しやすいと言われています。
法改正があるから、という理由だけではなく
自社で働き方改革を行う目的を経営者から社員へ発信してくださいね。
この記事を書いた人 雪山 早耶
株式会社ワーク・ライフバランス認定コンサルタント
弊社 株式会社 佐々木感動マーケティングにて「在宅秘書」として就業中
二児の母として子育て奮闘中