若手を育てる4か条
おはようございます。
信頼の右腕のいる会社づくりで、
・最低30年続く会社
・社長が3か月不在でも大丈夫
・後ろ向き離職のない会社
・人時生産性が毎年伸びる会社
・社長も従業員も幸せな会社
の実現を支援する
感動経営コンサルタント
佐々木千博です。
このメルマガでは、
右腕・リーダーを育て、
事業で成果を出すためのポイント
理念を核とした逞しい社風づくりと、
成果を導くマーケティング、
を中心にお伝えしています。
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★若手を育てる4か条
先日、読者の方から、
新人が成長するために
必要な姿勢とは何ですか?
という問い合わせがありました。
読者の方は、ほとんどが
経営者・管理職やリーダーの
方が中心ですので、
これを、
『若手が成長するために
上司・先輩が意識すべきこと』
と置き換えます。
そして、私がサラリーマン時代に
10年以上関わった後輩育成であったり、
コンサルティングで関わる中で
感じるポイントを
業種・業態・職種問わず必要な
関わりという観点で4つほど
挙げたいと思います
部下に楽させることでなく、
激変の時代に職業を通して前向きに
生き抜く力を付けるためにすべきこと
という観点です。
『若手が成長するために
上司・先輩が意識すべきこと』
(1)好意的関心をもつ
存在を認めてもらうことは、
頑張るための第一条件となります。
好意的関心があれば、
たとえ厳しい教育であったとしても
若手も受け取ることができます。
好意的関心の輪の中でこそ、
人は伸び伸びと成長します。
好意的とは、以下のようなイメージです
無関心: ・・・・
否定的:なんで出来ないんだ!
好意的:どうすれば出来るようになるだろう?
(過去でなく、よい未来に向けて関心を寄せる)
無関心: ・・・・
否定的: あいつ趣味悪いわ
好意的: 彼が好きな〇〇の魅力って何だろう?
(相手の関心事に関心をもつ)
(2)考える機会・振り返る機会を沢山つくる
答えを与え続けていては、自分で考える
力は絶対につきません。考えない習慣で
彼のキャリアはAIに置き換えられるものに
なってしまいます。
以下の3点セットを参考に、答えを教える
のではなく質問を沢山してあげてください。
そして答えを待ってあげてください。
仕事をするとき考える3点セット
・自分が今やっていることの目的は何か?
・目的にあったゴール・目標は何か?
・どうすれば最短・最小コストで実現できるか?
振り返る時の3点セット
・今の仕事で良かったことは何か?
・もっと良くできる点は何か?
・習慣化・仕組化できないか?
(3)やりきらせる
社長が色々学んできて、それを片っ端
から部下にやらせようとすると、
まずうまくできません。
全部が中途半端になります。
中途半端で投げ出す癖がつくと、
何をやっても大成しません。
1つ決めたら、それをやりきらせる。
これが育成の基本です。
先日もコンサルで、営業責任者から
新しい施策について、「もし〇〇が
上手く行かなかったときのことも
考えておきたいのですが・・・」
と相談されました。
わたしの答えは、
「まず〇〇をやりきりましょう」
「〇〇で、やれることは山ほどあります。」
です。
(4)基本を徹底させる
できるまで言い続ける、
関わり続ける執念が必要です。
勿論、上司の率先垂範が前提です。
基本とは、以下のようなものです。
・明るく元気に挨拶をする
・呼ばれたら「はい」とすぐ返事する
・助けてもらったら「ありがとう」
迷惑をかけたら「すいません」
・ものを使ったら、きちんと片づける
はきものを揃える
・依頼された仕事が終われば
遅滞なく報告する。
・自分の意見を添えて相談・質問する。
文字通り基本です。
仕事の基本というより生活の基本と
いうようなものもあります。
この基本がしっかりできれば、
確実に仕事ができるようになります。