「成長する」を定義する
おはようございます。
信頼の右腕のいる会社づくりで、
・最低30年続く会社
・社長が3か月不在でも大丈夫
・後ろ向き離職のない会社
・人時生産性が毎年伸びる会社
・社長も従業員も幸せな会社
の実現を支援する
感動経営コンサルタント
佐々木千博です。
このメルマガでは、
右腕・リーダーを育て、
事業で成果を出すためのポイント
理念を核とした逞しい社風づくりと、
成果を導くマーケティング、
を中心にお伝えしています。
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★「成長する」を定義する
昨日は、
『若手を育てる4か条』
として、どのような業種・業態・
職種でも成り立つと考える
ことをお伝えしました。
しかし成長には、
職業人としての基礎力という
べきものの他に、
業種・業態・職種別に必要な
専門力も必要です。
基礎力は、スポーツの基礎体力
のようなもので、これがないと
何をやっても、なかなか成長しません。
しかしこれだけでは、
お客様から対価を頂くことが
できません。
対価を頂く直接的な対象は、
専門性に拠るからです。
故に若手には、専門性も
育んでもらう必要があります。
専門性の成長という観点で
考えた場合に、まず何より重要に
なるのが、
わが社の〇〇職にとっての
専門性とは何か?
ということの定義です。
たとえば、研究職であれば、
・その科学分野の基礎知識
・前提を疑う力
・仮説を立てる力
・論理的思考力
・こつこつと積み重ねる力
・成果を経営の観点で伝える力
たとえば、営業であれば、
・お客様のニーズを見つける力
・相手に合わせ価値を上手く伝える力
・自社、自社商品を愛する力
・売上という結果へのこだわり
たとえば、マーケティング企画であれば
・世の中の変化を発見する力
・顧客・人間心理の理解
・表現をディレクションする力
・商品の特徴・便益を理解する力
たとえば、経理・経営管理であれば
・着実に実行する力
・数字から異変を発見する力
・各部門を数字の面から
サポートする企画力
・銀行との付き合い力
たとえば、自動車整備であれば
・自動車の基礎知識
・最短、最小コストで同じ成果
を得る修理シナリオ立案力
・安全な職場づくりと整備作業
・お客様が心地よく相談・依頼できる
聴く力と提案力
たとえば、警備員であれば
・何事もない中でも注意力を
維持する力
・危険予測する力
・広い視野
・問題発生時の対処能力
・現場往来の人とのコミュニケーション力
など、「成長して〇〇できるようになる」
という目標が変わってきます。
上記に書いたものも、本当にざっくり
したのもので、会社・職場によって
違うはずです。
これを明確にすることは、
成長目標がはっきりするということで、
これだけでも成長速度が上がります。
明確さは力だからです。
さらに、若手以外の成長にもなります。
人を育てる評価面談にも活かせます。
最近、最高裁判決なども出てきている
同一労働・同一賃金の実現という
観点でも重要です。
わが社・自部門の専門性とは何か?
最初の第一歩として、
ぜひ皆で話し合ったり、
言語化してみてください。