仙台育英の須江監督に学ぶ「任せるリーダー像」

チームSKM 池原です。

今年も高校野球が終わりました。

私は甲子園から
ほど近い場所に住んでいます。

今年は2回しか行けませんでしたが
高校生の繰り広げる筋書きのないドラマは
いつも感動を与えてくれます。

甲子園には
様々な名シーンがあります。

ここ最近だと仙台育英高校の
監督である須江航さんの優勝インタビューが
印象的でした。

コロナ明けの2022年。

高校野球が始まって
104年で初めて東北勢が
優勝を決めた試合でした。

「青春ってすごく密なので・・」でと
コロナで満足な高校生活を送れなかった
生徒たちに対し、とても温かい
メッセージを送りました。

ご覧になったことのない方は是非
仙台育英 須江監督優勝インタビュー


このインタビューで
須江監督が好きになりました。
今年は惜しくもベスト8で敗退。

今回は、この須江監督を取り上げて
理想のリーダー像の一つとして
紹介させていただきます。


<万年補欠からの足跡>

須江監督は、仙台育英出身でしたが
補欠でした。

そして、3年生のときは選手を諦め
マネージャーのような役割をやっていました。

その後、教員になり
秀光中学の軟式野球部の監督に。

この中学は元々進学校。

この中学で一から野球部を作り
なんと数年後に全国優勝を果たします。

その実績が買われ
2018年から仙台育英の監督になります。

2017年にチームに不祥事があった中
就任後、すぐに甲子園に出場。

その采配力は
万年補欠だった須江監督だからこその
独自の指導方法に秘密があります。


<数値化と聞く力>

須江監督は、選手に自分は
見本を見せられないといいます。

だから選手の話を聞いて
どんな野球生活を送りたいかを
ベースに、進むべき方向を
指し示して導くやり方です。

その一方で
情報処理の教員であることから
データは重視します。

客観的な能力データを示すことで
選手は効率的に、必要な努力を積み重ねていけるそうです。

また選手を怒ったり、威圧することを
しません。選手の挑戦や自主性を尊重し
己の判断力を磨くことを推奨しています。

そして
「過去のチームや他の選手と比較しない」
ということも大切にしています。

比較されることは不要なストレスを
生むだけと、選手には常に「等身大の自分」であるように伝えます。


<チームの価値を最大化>

監督が選手の話を聞き
その想いを大切に、道筋を示し

選手の自主性を尊重して
客観的なデータで選手自身に
伝わるように指導をし
等身大の自分で努力することを助ける。

これを経営に置き換えると

社長が社員の想いを大切に
理念やビジョンを示し

社員のやりがいを尊重し
KPIを元に必要な戦術を授け
その社員の良さを発揮できるように
サポートをする。

そうすれば
良い会社で業績も上がりそうですよね。

以前
サッカーの森保監督の采配を
メルマガで取り上げましたが
須江監督も選手の主体性を大事にした
サーバントリーダーです。

ともに人間力を磨いているので
言葉に重みがあることも共通しています。


<まとめ>

須江監督は決してエリートではありませんでした。

初優勝の翌年、連覇のかかった決勝で
慶応高校に敗れました。

そのときに
「慶応がただただ強かった。完敗です。(中略)
人生は敗者復活戦です。この経験を次に活かします」
と語りました。

勝つことより、負けることのほうが
学ぶことが多い。

自身の人生も決して順風満帆ではなかった。

けれど、それをバネに
改善を繰り返すことの大切さを
選手に伝え続けています。

「人生には失敗はない。
あるのは成功か挑戦中だけ。」

私も
沢山の失敗や劣等感の中で
これまで生きてきました。

その経験を活かして
敗者復活戦に挑み続けて
自分なりの成功を手に入れたいと思います。

”今年も夏を盛り上げてくれた高校球児に感謝”


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