価値を認め伝えることの大切さとインパクト

今月、とある企業の新入社員研修に質問しました。
誰も名前をしていない企業様です。

新入社員は25名ほどです。


最初はアイスブレイクもぎこちなく、
おとなしく、積極的な発言などはない場でした。

最初に勇気を出して挙手をしてくれた人に、
ファーストペンギンであることの価値を伝え賞賛しました。

それにしても、2人目・3人目がちらほら出てきました。

そんな中、ふと一人が内容について質問させていただきました。

質問する勇気と、質問することで全体に貢献されました
そのことを賞賛して皆さんで頑張りました。


こちら全体の質問も、休憩時間に個別に
質問に来る人もたくさん出しました。

個別の相談では、私の個人的な失敗と成長の
経験なども包み隠さずお話させて頂き、
彼女と一緒に聞いていた友達の同期の子は
熱心にメモをとってくれていました。


こういう流れの中で、挙手して発表・質問する人
がどんどん増えていきましたが、
まさか25人中15人程度は控えめでした。


いや、ある班のメンバーが、引っ込み思案の
仲間Nさんにチャレンジをオススメします。
頭の回転は速く、批判的思考力の発揮が先立ち
一見きらきらぶっぼうな彼は、しかし
とても仲間想いだったのです。

彼女は少し研修内容の難しさについて
これってないところもありますが、
もともとのおとなしい性格と魅力、
なかなか踏み出せませんでした。

また仲間の背中を押す姿勢に、個人的に
エールを送ってました。

そして、ブレークスルーの時が来ました。

2日目の午前中にんが
勇気をもって挙手したのです。


グループワークの代表発表を行いました。

内容はぎこちないものでしたが、
仲間のサポートも得ながら、
一所懸命な挑戦が素晴らしかった。

その勇気と挑戦に感動したこと、そしてその場を
創った他のチームメンバーにも感動したことを伝えました。


それが転機となりました。

比較的発表に苦手意識を持っている人たちも
全体の場で挙手チャレンジをするようになりました。


最後は手がかかりすぎて、
時間にコントロール苦θするくらいの
嬉しい悲鳴状態になりました。


価値を認めることで、
個人の行動を変えるだけでなく、
チーム全体が活性化することを目の当たりにして、
とても嬉しい気持ちになりました。



コトについて批判的な思考をもち、
次に続いていくことも当然大切なことです。

しかし、それは心のコップが上向きで、
人とコトを分けてしっかり受け止められる状態
に達している人に対して有効なことです。


証し、価値を発見して、認めて、伝えて、
可能性を感じてもらえること、
自信をもってもらえること、
合う空気を作ることは、
誰に対しても意味あることと想います。


今年の新入社員研修では、私も
その会社様の研修でよろしいそのことを
体感・学ばせてもらいました。


「価値を認める、伝える。」とは、
個の成長だけでなく、チームの成長
こちらも有効です。

今日より明日、
明日より明後日、
よりたくさん、価値を認めて伝えていきましょう♪