ちょっとマニアックなSWOT談義

SWOT分析をご存知ですか?

SWOT分析は、企業やプロジェクトの
戦略策定に用いるツールで、
企業や組織のStrengths(強み)とWeaknesses(弱み)
を分析し、外部環境として、Opportunities(機会)
とThreats(脅威)を把握します。

これにより、企業の現状を客観的に把握して、
戦略の策定や改善点の発見に役立てようとするもので、
広く使われているフレームワークです。


では、どの順番に分析すればいいのでしょうか?
SWOT分析は戦略策定に使えるのでしょうか?


そんな談義を先日の夜、ZOOMで勉強仲間と
していました。



このSWOT談義の中で、出てきた一つ
のお題が、S、W、O、T どの順番で
考えるべきか?という話でした。

どんな順番でもいいのではないの?
という人もいると思いますが、
ある外資系の会社では、SWOTと
言わずにOTWS(オツワス?)と言っていたそうです。


なぜなら、SWOTとすると、
つい、S(強み)から取り組もうと
するからだそうです。

なるほど~


本来は経営は環境適応業なので、
外部環境分析が先で、それを踏まえて
強み・弱みを出すべきだということですね。


環境分析(市場・顧客)機会と脅威
 ↓
業界としての重要成功要因(KSF)
(業界の勝ち筋)
 ↓
KSFを踏まえて自社の強みと
弱みを把握
 ↓
打ち手を見いだす


もともと、あまりSWOTを使わない私ですが、
このプロセスに当てはめると
OTWS(オツワス?)も使えそうですね♪


何となくSWOT分析をやっていて
モヤモヤしている方、居られましたら、
ぜひ試してみて下さい。