成果を出す人材でも手放せるか? 広島カープの決断から考える『組織と信頼』

チームSKM 池原です。

先日、驚くべきニュースが
ありました。

広島カープが
昨年首位打者だった
”小園海斗”選手含む若手4選手に
戦力外通告を出しました。

僕は
プロ野球が好きで
この選手もよく見ていたので
衝撃的にこのニュースを
受け止めました。

簡単に事情を説明すると

今年の1月に
広島の羽月選手が「ゾンビたばこ」と
呼ばれる薬物を使用した疑いで
逮捕されました。

その羽月選手が
他の選手も使用していたとして
この4選手の名前も出ていました。

さらに
小園選手はその売人と
一緒の写真を週刊誌が報じており
証拠はないまでも
関与を疑われていたのです。

そんな事情がある中で
広島が思いきった決断を
しました。

小園選手はWBCの代表でも
あり、まだ26歳と
これからの選手です。

また他の3選手も
同じように未来の活躍が期待されている選手。

ただ
今回の決断には
広島の覚悟、またプロ野球の
覚悟を感じました。

今回はその決断の意味と
仕事の現場においても
起こりえる問題行動への対応に
ついて考えてみたいと思います。


<広島の決断について>

広島カープは
2016年からセ3連覇を
果たしたこともありましたが

今年はセリーグ4位。
2023年の2位の時に活躍した
鈴木誠也選手がメジャーに移籍してからは
3年連続のBクラスと低迷しています。

そんな中で
今回の事件が起こったのです。

チームが弱体化する中で
チームの未来を担う4選手を
戦力外にすることは

球団としても
とても厳しい決断でした。

しかも
完全にクロという
証拠が出たわけではありません。

一部のファンからは
厳しすぎるという声もあります。

しかし
広島は市民球団であり
プロ野球もファンがいるから
成り立つスポーツ。

そういった観点から
広島としては
泣いて馬謖を斬るという決断をしたのでしょう。

まだまだ活躍できる
この4選手を欲しい球団は
多く有るでしょう。

しかし
私としては広島が
自分たちの成績より
プロ野球の未来を考えて
取った決断なので

プロ野球全体として
その決断に敬意を表し
足並みをそろえて欲しいと切に願います。


<組織の中で問題児をどう扱うか>

この問題を
会社組織に置き換えたときに

同じように
会社の業績に貢献するが
人として問題のある人をどう扱うか

この取り扱いには
様々な意見があると思います。

私は
基本的には性善説で
人の可能性を信じるタイプです。

たとえば
パワハラ気質で問題がある人に
対しても

反省をし、行動を改めるなら
チャンスを与えたいと思います。

しかし
その一方で、人の性格は
そう簡単に変わるものではない。

その人に甘く接することで
周りのモチベーションに影響し

チーム全体としての
士気を下げるなら、配置転換や
最悪の場合は解雇というカードも
用意すべきとも思います。

<問題児を排除した後にどうなるか>

能力のある人を排除した後に
組織は一時的に大きな痛手を
負うことでしょう。

現場のメンバーからは
「これでは目標が達成できない」
などいう不満もあることでしょう。

しかし
長期的な目線で判断したときに

この決断は
必ずプラスに働くと考えています。

なぜなら
「我々は、目先の利益より
ルールや信頼関係を重視する」

といったトップの強いメッセージが
残されたメンバーに伝わるからです。

また
トップとして
大切にしたい価値観に基づいた
判断であれば

その価値観に共感し
真に同じ方向を向けるメンバーが
残り、強固なチームに生まれ変わるはずです。


<まとめ>

今回の広島の鈴木本部長は
「来季、一丸となって進むうえで、信頼関係を築くことが難しい」と語りました。

信頼関係は
組織にとって、お客様にとって
何よりも大切なものです。

今回の広島の決断は
スポーツ界にとどまらず
組織運営において大切な問いを
投げかけてくれました。

皆様の組織においても
何か問題が起きた時

「自分たちはどんな組織でありたいのか」

その理念やスタンスに基づいて
高い視点から
物事に対処していただければと思います。

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