起業・第二創業で四つのコトをしっかり考える

こんばんわ。

三方未来よし経営のビジョン達成を
コンサル・研修・ファシリテーション
で支援する

感動経営コンサルタント
佐々木千博です。

少し前から、日々のルーチンとして、
渋沢栄一研究を続けています。

激変する時代にあって、経済人として
幕末から明治の転換点で大きな役割
を果たした渋沢栄一から学ぶこと大
と思うからです。

まだ、まったくの初学ですが、
アウトプットが一番の学びであり、
勿論、皆さまの役にも立つと信じます
ので、これから、折に触れて
メルマガでも取り扱っていきます。

他にも、関連して幕末・明治期
の偉人達が、このメルマガでも出てくるかと
思います。お楽しみに。

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★起業・第二創業で四つのコトをしっかり考える

渋沢栄一の著書に、「青淵百話 乾・坤」
という談話を筆記したものを栄一自身が
校正して発行したものがあります。

そこに、起業に関する、
以下のような話があります。

現代でいえば、起業だけでなく、
事業再構築・第二創業でも全く
当てはまることです。

渋沢栄一は、起業に当たって、
以下の四つをしっかり考えないと
成功は期待できないという
ことを述べています。

ーーー意訳ーーーー

1.
その事業は果たして成立するべきか
否かを探求する

2.
個人を利すると共に国家社会をも利する
事業かどうか?を考えること

3.
時機に適合するか?判断する

4.
経営者に適当なる人物がいるか考える

ーーーここまでーーーー

1.は当たり前ですね。

しかし、本当に事業計画をしっかり
立てているでしょうか?
渋沢栄一は理財の才で身を立てましたが、
ビジョン達成に、キャッシュフローの
観点は絶対に必要です。

2.渋沢栄一らしいところです。

現代は、ESG投資やSDGsの例を
引くまでもなく、ますます社会の公器として
の企業の在り方が問われてきています。
社会に応援されない事業が中長期的に
大きく成長することはないと考えます。

3.時は満ちているか?

「天の時は地の利に如かず、
 地の利は人の和に如かず」
は孟子の言葉ですが、天の時が
ずれていると上手く行きません。

今、その時か?
コロナ禍もありますが、
それ以外もあると思います。
常に問いたいものです。

4.経営は経営者で99%決まる。

これは私の師匠である臥龍先生の教え
ですが、会社で新事業を起こそう
という時、それを担える心技体をもった
人財がいるかは極めて重要です。

自身が担うなら、自身がそうであるように
精進する。新事業などを任せるなら、
その人財を見極めて判断する。

人財を探していますか?
人財を育て続けていますか?

尚、本は簡単に入手できないので、
原本読みたい方は、以下のデジタルアーカイブ
から読んでくださいね。

▼国立国会図書館デジタルアーカイブ▼
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/781539