たとえ話・比喩が上手になる方法は?
こんばんわ。
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感動経営コンサルタント
佐々木千博です。
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★たとえ話・比喩が上手になる方法は?
今日は、世界トップクラス、成果実証済の
メソッドを、初心者でも経験豊富な経営者
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届けておられるラーニングエッジ社の
受講生フォローアップセミナーに登壇
させていただきました。
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再受講していますが、その度に気付きや
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この講座の素晴らしい点は色々ある
のですが、一つは、欧米の合理的な
ノウハウだけでなく、そこに日本的な道徳
に基づく考え方がある点です。
道徳と経済合理性を矛盾なく統合する
マーケティングという考え方がとても
素晴らしいと思っています。
三方未来よし経営(商標登録申請中)を
推進する私の思いとも合致するものです。
もう一つだけ素晴らしい点をあげると
すると、それは手厚いフォローアップ体制です。
講座を1回受講しただけで、即成果を
出す方も居られますが、皆がそうである
わけでは当然ありません。
1年間フォローアップとして月1回
フォローアップセミナーを受けられ、
そこで復習とPDCAを回す機会があるのです。
本質的なマーケティングを学びたいなら、
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今日は、そのフォローアップセミナーに
講師として登壇させていただきました。
70名超の方に参加いただき、
企業に入り込んで、組織を変革するために
私が意識していること、やっていることを
お伝えさせていただきました。
ここでお話した内容は、またこのメルマガ
でも少しずつエッセンスはお伝えして
いきたいと思いますが、
今日はこのセミナーで頂いた質問の一つに、
こちらでもお答えしたいと思います。
ーーー 頂いた質問 ーーー
もしよろしければ比喩をうまくなるために
実行していることなどありましたら
共有いただけるとありがたいです!!たとえ話がとても上手で、どのような
・学び
・意識
・その他 (追加事項がもしあれば…)
をすると、そのようにお話ができるようになるのでしょうか?
是非、教えていただきたいです・・・
ーーー 質問ここまで ---
お二人から頂いた質問がほぼ、
同じ内容と思いましたので、
一緒にお伝えしたいと思います。
たとえ話・比喩とビジネスが
どう関係するのか?と思われる方も
居られるかもしれませんが、
実は大いに関係します。
私は企業研修講師もしていますが、
研修講師の力量の一つは、
たとえ話の巧拙だと言う人も居ます。
企業研修講師の仕事は、
受講した従業員の方の意識・行動
を変えるきっかけを与えることです。
(本当に変わるのは現場での実践が必要)
「従業員の方の意識・行動
を変えるきっかけを与えること」
の「従業員」を「部下」に置き換えてみると、
「部下の意識・行動を変えるきっかけを与えること」
となります。
これは正に経営者・管理職の方などリーダー
の方に求められる能力の一つですね。
「意識・行動を変えるキッカケを与え、
行動を変えて成果をあげる」最初の一歩です。
ここで「意識・行動を変えるキッカケ」を
つくるために、たとえ話・比喩は
とても有効なのです。
新しい学びや気付きは、その人が今までに
経験したり学んだ知識と紐づけること
で一気に吸収しやすくなるからです。
たとえば、
「人はモノでなく、体験・感情を買っている。
だから我が社の商品がお客様に提供できる
体験に焦点を当てて、議論しよう」
という話をしたとします。
分かる人には、これで十分分かります。
しかし、そうでない人には、
しっくりきません。
よく分からないから、
話に入っていきにくいのです。
そこでたとえ話や例話は有効になります。
AKBのCDってなぜあんなに売れたか分かる?
→そりゃ、CDでなく総選挙投票権が欲しいだけでしょ!
→だよね。
じゃあ、なぜ投票権が欲しいんだろう?
→投票権で、推しを応援して勝たせたい。
応援している自分が好きだからでは?
→だよね。つまり買っているのはCDでなくて、
応援して幸せになれる気持ちだよね。
うちの商品も、お客様は商品でなく、
商品を買うことで得られる気持ちを買っている
と思うのだけれど、それは何だろうか?
こんな話をすれば、
分かる人には分かりやすいでしょう。
しかし、この話、AKBって美味しいの?
とAKBを全く分かってない人には通用しません。
だから、相手に応じた、たとえ話を沢山
もっていると、相手に肚落ちしやすく、
共感を得やすく、気づき・行動変容に
つなげやすいということになります。
話が長くなりました。
要は、質問頂いた方の質問はこのような
背景のある質問と思いますし、
とても素晴らしい質問ですね。
さて、本題に戻ります。
どうすれば、たとえ話や比喩が上手くなるか?
私が上手かどうかは分かりませんが、
日ごろ、私がやってきたことを
お伝えしたいと思います。
●たくさんインプットする
だいたい月に本は10冊以上は
読んでいると思います。
(マンガも読みます)
私自身、教える仕事なので、
私もたくさん学んでいます。
セミナー等に参加すると
これいただき♪と思うたとえ話
や比喩に出会うこともたくさんあります。
すぐにメモします。
つねに、自分のアウトプットを
イメージしてインプットしています。
たとえ話や比喩は自分で考える
必要はありません。ネタ帳は作って
ないですが、頭のネタ帳に貯めていきます。
●色々な体験をする
何も文字や言葉で入ってくるもの
だけがインプットではありません。
一番活かせるのは体験です。
私がコンサルや研修でお話する時
に一番つかうネタ元は前職での
15年の経験です。
前職の時に、従業員の立場で
思っていたこと・感情・心の声を
「〇〇なことありませんか?」
とそのまま問い掛けに使ったり、
相手の業種業態職種に置き換えて
話したりすることが多いです。
感動したこと、悲しかった事、
ブラック案件でズブズブになったこと。
すべてかけがいのない私だけの
オリジナル ネタ元です。
読者の皆様にも絶対あるはずです。
●たくさんアウトプット
職業柄、色々な場面で話すことが
多いのですが、それが、たとえ話や比喩
の取捨選択の量稽古になっています。
コンサルや講師業でなくても、
社内で人に語る機会を沢山増やす
だけで、考えをまとめる力、
伝える力はぐんぐん上がります。
また、こういったメルマガやBLOG
などを書くのも、とてもよいです。
私の友人のコンサルタントに、
最初は正直イマイチな話の方がいました。
ある時から毎日メルマガを書くように
なりました。最初はとても大変だったそうですが、
一年もすれば、とても魅力的に話を
されるようになりました。
●脳内でビジュアル化してそれを話す
人は大きく視覚優位、音・言葉優位、
体感覚優位の人に分かれると言われて
いますが、私は視覚優位タイプです。
ですので、頭の中に、たとえ話や比喩
の情景を視覚化して、それを話して
います。
もしくは、目の前の人になりきった
イメージを頭に持って、その人の体験
として話している時もあります。
私はその方が気持ちがこもります。
音・言葉優位の方、体感覚優位の方は
少し違うかもしれません。
また、この3つのパターンが聞く人
にありますので、私もできるだけ、
情景描写、語り掛け、身振り手振り、
感覚的な言葉などかけ合わせて
話すようにしています。
いざ、その場になれば、直観で判断して
もしくは自然と使っているところも
ありますが、日ごろ意識していること
をお伝えさせて頂きました。
リーダーの方にとって、
言葉(ここでは広く非言語も含みます)は
とても大切な経営資源の一つです。
よく経営資源を、
人・モノ・金・情報・時間
と言いますが、
聖書に「はじめに言葉あり」と
書いてあるように、言葉が人に影響
を与え、ビジネスが始まります。
そういう意味では、
経営資源は、
言葉・人・モノ・金・情報・時間
といっても良いかもしれません。