笠盛OOOの発想とコンセプト

理念を核とした組織開発と事業開発で
働く人の幸せと、業績向上体質をつくる

三方未来よし経営®のパートナー
感動経営コンサルタント
佐々木千博です。



★今日のCONTENTS★

【Contents】笠盛OOOの発想とコンセプト

【Book】毎日更新
 今日の読書「新書太閤記」

【無料ZOOMセミナー】会社を成長軌道に乗せる三大戦略とは?


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【Contents】笠盛OOOの発想とコンセプト
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昨日は、創業145年の笠盛さんのイノベーションを
つくりあげる重要な順序について
お伝えしました。


▼笠盛のイノベーション、新事業OOO(トリプル・オゥ)▼
http://www.kasamori.co.jp/triple-0/


今日は、コンセプトやブランドを作っていく
観点でどんなことを考えられたか?

ということをお伝えします。


そもそもOOO(トリプル・オゥ)という
ブランドネーム自体に、取り組みへの想いが
込められています。すなわち、

OOO(トリプル・オゥ)は、
今までの刺繍の価値観にとらわれずゼロから発想する。
そんな想いから、ゼロ「0」を重ねて
OOO(トリプル・オゥ)となっているということです。

ブランド名に想いを込めることで、
その世界観を社内にも、社外にも発信
できますね。


そして、「やさしさ」をキーワードに
・驚きの軽さ:肩こりなどもしない
・肌への優しさ:金属アレルギーなし
・洗ってケア:いつもキレイ
・安心の修理サービス:長く使える

を軸に、他に類を見ない刺繍アクセサリー
というジャンルが開発されました。


考える順番は昨日書いた通り、
『発想が先、素材・技術(や設備)は後』
ということです。

発想として
 ・刺繍で何ができるか?
 ・どんなものができたら喜んでもらえるか?
 ・楽しくワクワクするものづくりは何か?
 ・こんな刺繍があったら面白い?
そんな観点で発想して、
それを実現するために、素材や技術を
「なんとかする」わけです。


私はよく、「Will(意思)からはじめよう!」
と云いますが、「Can(できること)」からでは
勝手に限界を作ってしまう可能性が高いのです。



さて、ゼロから1を作ったのは、Kさん。
しかし、一人では1を10に育てられません。

チームの力が必要です。
チームが、ただの人の集まり”グループ”でなく
チームであるためには、
共通の基準をもって取り組むことが大切です。

チームでアイデアを、小さなイノベーションの種を
事業に育てていくために、考えられたことを
次回はお伝えしていきます。




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【Book】毎日更新・今日の読書「新書太閤記
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「AI分析で分かったトップ5%社員の習慣」によると
28社の調査で、一般社員95%の読書量は年平均2.2冊、
トップ5%社員は20倍の年48.2冊です。
社長は勿論、リーダーに読書は必須習慣ですね。

*「書評」や「まとめ」ではありません。
*太字部分は引用部分、赤字が一言集約です。

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新書太閤記
著者:吉川英治
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(心を打たれた棟梁が)

「すっかり眼がさめました。
どうか、その謀反組の先棒になった
わしを縛って、御工事を、滞りなく
おやり遂げくださいまし」

じゃんかは、さすがに、潔くいった。
一人で罪を負おうとした。藤吉郎は、にこと笑った。
この男が、この仲間では、いちばん
力になることを、すぐ知ったのである。
強い抗敵ほど、一転すれば、真実の味方になる。


(中略)

じゃんかを始め、職人側の一同は、
杯のものだけ一口干すと、「それっ」と、
ちょうど戦場の武者が先陣を争うように、
元の仕事場へ向かって、我先に駈け出した。

そのその気勢を見送ると、藤吉郎は初めて
心から眉をひらいて、「出来たッ」と、
思わず大きな声で、独り言を洩らした。

 

「一番の敵は一番の味方になる」

真実の味方にし、人の力を引き出す
力の場を作り出せれば、どんな困難も克服できる。

 

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【無料ZOOMセミナー】会社を成長軌道に乗せる三大戦略とは?
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・人財育成のゴールがあいまいで
 「仕事を覚えれば良い」で終わってしまっている


・離職率が高く、働く社員も指示待ち人間が多く。
 モチベーションも低い

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