創業145年 笠盛に学ぶイノベーションを起こす思考の順序

理念を核とした組織開発と事業開発で
働く人の幸せと、業績向上体質をつくる

三方未来よし経営®のパートナー
感動経営コンサルタント
佐々木千博です。


今朝は群馬県、伊香保温泉から
お届けしています。
久しぶりに大型温泉旅館に宿泊しました。


★今日のCONTENTS★

【Contents】創業145年 笠盛に学ぶイノベーションを起こす思考の順序

【Book】毎日更新
 今日の読書「新書太閤記」

【無料ZOOMセミナー】会社を成長軌道に乗せる三大戦略とは?


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【Contents】創業145年 笠盛に学ぶイノベーションを起こす思考の順序
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昨日は、刺繍OEMの長年親しんだ事業から
まったくゼロから、オリジナリティあふれる
刺繍アクセサリー事業をつくりあげた笠盛さん
のお話を少しお伝えしました。

昨日、そのOOO(トリプル・オゥ)を
12年前、まさにゼロイチで立ち上げたKさんから
直接いろいろお伺いしましたので、
今日はそのお話を一つ。


▼OOO(トリプル・オゥ)▼
http://www.kasamori.co.jp/triple-0/


Kさん曰く、新規事業開発は、
「今できることから考えてはダメ」
とのことでした。

ものづくり企業の新事業開発の要素として
「素材、技術、発想」の三つがあるとして
多くの会社は、素材・技術から
発想してしまうことが多いです。

考えやすいから、どうしても、
今、扱える素材や部材、
今できる技術で何が出来るだろうか?
と考えがちだけれど、それでは現状の
枠組を超えるものは、ほとんど出てきません。


×:今ある素材・技術から発想する。
○:発想し、それを実現する素材・技術
   をなんとかする。



Kさんは、「できない、だけど作りたい」
という想いから出発したそうです。

「こんなものが作れたら、お客様は喜んで
くれるかな」そんな発想が生まれると、
今は作るのが難しかったとしても、
そのために技術を高めます。
必要なら素材から開発します」

ということです。


実際、とある素材を2年かけて開発したり
されています。


うちは○○屋だから・・・
というのは、今までのことであって、
未来を創っていく時に、その思考は危険です。


笠盛さんから、とても重要なコツ

×:今ある素材・技術から発想する。
○:発想し、それを実現する素材・技術
   をなんとかする。

を再確認させていただきました。



PS.
笠盛さんがもし、
今ある素材・部品、
今ある技術・設備から考えていたら、
ユニフォームやオリジナルTシャツの刺繍
というくらいのものになっていたでしょう。
それでは、会社を支える大黒柱には
育たなかったかもしれませんね。



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【Book】毎日更新・今日の読書「新書太閤記
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「AI分析で分かったトップ5%社員の習慣」によると
28社の調査で、一般社員95%の読書量は年平均2.2冊、
トップ5%社員は20倍の年48.2冊です。
社長は勿論、リーダーに読書は必須習慣ですね。

*「書評」や「まとめ」ではありません。
*太字部分は引用部分、赤字が一言集約です。

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新書太閤記
著者:吉川英治
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もっとも苦りきっている棟梁の一人へ、
杯を取らせて、藤吉郎は自分で銚子から
注いでやりながら、「まあ、心配といえばだなあ・・・
この度の御普請の一事でもないし、
もとより、この藤吉郎の一命などでもない。

わしは、お前らの住んでおるこの国の運命が心配だ。
何度もいうようだが、これしきの普請に、
二十日もかかっているような状態では
ーそうした人心ではーこの国は亡びるな」
憂いをこめていった。

(中略)
われわれ武士ばかりが、いくら戦ったところで、
おまえたち領民の心が弛んでいたら・・・」
藤吉郎は、涙ぐむばかりにいった。
策や上手でいうのでは決してない。
心から、彼はそう憂い、そう信じているのであった。
(中略)
どこかで、洟をすするような嗚咽が聞こえた。



「真の言葉が人を動かす」

心からの言葉でないと、人を動かすことはできない。
指示する者・される者の関係でなく、
同じ国の同胞としての真実の憂い・思いが、ひとを動かす。




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【無料ZOOMセミナー】会社を成長軌道に乗せる三大戦略とは?
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あなたの会社は3年先、5年先を見据えた
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「行きあたりばったりの人財育成」
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・人財育成のゴールがあいまいで
 「仕事を覚えれば良い」で終わってしまっている


・離職率が高く、働く社員も指示待ち人間が多く。
 モチベーションも低い

・経営者の「右腕」となる人材が少ない、或いはほとんどいない

超人手不足時代が目前に迫っている今だからこそ、
社員が「ここで働きたい!」と自ら思う組織風土を
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