なるべくやらないようにするルール
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「さんよし会」主催
感動経営コンサルタント 佐々木千博です。
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なるべくやらないようにするルール
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今日取りあげたいのは、以下の一節です。
～～～ 前号からの引用 ～～～
組織だと、「すること」のルールは理念などで明文化
されていても、「やらないルール」は
逆説的でありわざわざ説明しなくても…という
暗黙知・企業文化になっているということもあるかもしれません。
あなたの組織ではいかがでしょうか？
例えば、営業部で「安易な値下げはしない」など
部署ごとに方針がある企業もあるかもしれません。
特に小さい組織の場合では、
できること・やれることは無限に湧いて出てきます。
VUCAの時代においてはそれが
次々に変化していきますね。
もし、やらないことを決めていないせいで
選択肢が多すぎて時間のロスや
社員の意志力を無駄にしている場面が
思い浮かぶのであれば
「やらないルール」を指針として置いておくのは
ひとつ試してみてもいいかもしれません。
～～～ 前号からの引用 ～～～
あなたの会社は如何でしょうか？
私は、ドキッとしました。
当社も、
私が社外マネージャーやっている会社も
私が副理事長をやっている一般社団法人も、
やることはバンバン決めるけれど、
やらないことはあまり決めてないなと。。。。
勿論、多動は重要です。
枠に決めてしまって、挑戦しないものは
衰退あるのみです。特に、小さい組織は。
多動によって、予期せぬ出会いや機会が
生まれることもあります。
やってみて失敗も財産です。
一方で、可能性は無限大という言葉はあっても、
実際は、「時間は有限」
「スピードアップも有限」ということで、
よって「キャパも有限」です。
人も組織も「有限性」の中でやっています。
考え方・精神論も大切ですが、現実はそうです。
それをあまりにも超えることが続くと、
中途半端になったり、自然消滅になったり、
中断となることが増えてくきます。
これはもったいないですね。
そこで最近、マネージャーをやっている会社で
意識していることがあります。
「絶対にやらないルール」ではなく、私が
「なるべくやらないようにするルール」です。
原則として・・・
ということで、状況によってはやりますが、
それは以下のようなことです。
・営業担当としての営業活動はできるだけしない
（営業メンバーが力を発揮できる環境づくり
やサポートに力と時間を使う）
・研修登壇もできるだけしない
（他の人が難しいものは別だが、
メンバーの登壇機会を優先）
・作業はしない。極力減らす。
（その分、私に比較優位がある設計や
仕組みづくりが遅れる方が申し訳ない）
・行動の足し算ばかりしない。
（減らせるものないか？
本当に必要かを常に考える。）
これを決めていることで、
（それでも時間が足りませんが・・・汗）
当社と、もう一社の二足の草鞋がやれている
ように思います。
足し算でどんどんやっていく前のめりの
エネルギーはとても尊いし大切と思います。
最初から効率ばかり言っていては何もできない。
けれども、そこに積極的な意味で、
「やらないルール」をもつことも、
フォーカスを決めて成果を出すために
大切なのだと思います。
あなたや御社には、
どんな「やらないルール」ありますか？
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