明日ありと思う心の仇桜

おはようございます♪

「仕事は個性と長所を活かし、
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それを実現する個が輝くNo1企業づくりを、
共感自動の組織づくりと
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感動経営コンサルタント
佐々木千博です。

人は皆、人生経営の経営者。
全員、黒字経営になってほしい。

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人生経営者を輝かせ、増幅させて
黒字にするもの。

このメルマガでは、
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黒字にするヒントをお届けしています。

明日ありと思う心の仇桜

こんな言葉に出会いました。

『明日ありと 思う心の仇桜 夜半に嵐の 吹かぬものかは』

親鸞聖人は、
9才で得度したそうですが、

得度すべく寺を訪ねた時、
既に夜になっていたので、

「得度は明日にしましょう」
と言われた時に詠んだ歌。

直訳すると、

「今美しく咲いている桜を、
明日も見ることができるだろうと
安心していると、夜半に強い風が
吹いて散ってしまうかもしれない」

というようなことですが、桜を、
命の灯の比喩にしているのですね。

明日はないかもしれないから、
今日得度させてほしい!
ということですね。

私たちは、やもすれば、
「また明日やればいいや」と
先延ばしにしたり、

今日と同じような明日・明後日が
あると安易に思い、漫然と
過ごしてしまったりします。

・・・

少し視点をかえて、
脳の仕組みの観点からも
考えてみたいと思います。

人は感情で決断し、
理屈を後付けして納得し、
行動する生き物です。

感情は大きく2つに分けると
喜び(快)と恐怖(不快)になりますが、
恐怖の方がパワーは強いです。

『感情の強さ=動機の強さ=熱量』

で、

熱量が高いほど、行動の圧が強くなり、
多少の困難にも負けません。

「明日はないかもしれない」という
のがある意味、強烈な恐怖です。

(実際、当たり前にあると思っていた
 明日が、災害や犯罪などで、
 なくなる人も少なくありません)

その恐怖と背中合わせの
『今日、健在であることの喜び』(快)
をかみしめて今を精一杯生きる

ということが、
豊かで充実した生き方
なのではないでしょうか?

『明日ありと思う心の仇桜』

一日一生で今を全うしましょう。