レノン・ウォールから見る意思表示の大切さ
おはようございます♪
「仕事は個性と長所を活かし、
自他物心を豊かにする最高の活動」。
それを実現する個が輝くNo1企業づくりを、
共感自動の組織づくりと
マーケティングで支援する
感動経営コンサルタント
佐々木千博です。
人は皆、人生経営の経営者。
全員、黒字経営になってほしい。
会社経営は、掲げる旗印に集う
人生経営者を輝かせ、増幅させて
黒字にするもの。
このメルマガでは、
そんな、人生経営と会社経営を共に
黒字にするヒントをお届けしています。
レノン・ウォールから見る意思表示の大切さ
香港国家安全維持法(国安法)が6月30日施行
となって一か月弱経ちます。
香港市民が無言の抵抗をしています。
国安法の成立まで、飲食店などが
「香港に自由を!」といった
コメントを付箋に書いてはるボード
が色々なところに登場したそうです。
この頃に、台湾企業視察に行った私は
台湾の地下遊歩道でも同じものを
見かけ、日本人にはない強い危機感
を目の当たりにしました。
しかし、いざ施行されると、
このボード自体が同法違反になる
可能性がでてきます。
その後、何も書いていない付箋をはった
無言のレノン・ウォールが登場した
そうです。(無言なので取り締まれない)
ある飲食店は
無言のレノン・ウォールの
写真をアップして
「いちばん大切なことは、
目には見えないんだよ」(星の王子様より)
と言葉を沿えたらしいです。
堂々と意思表示できる機会がある。
意思表示しても身の危険はない。
そんな環境を当たり前に
享受できている日本がいかに
恵まれているかが良く分かります。
ひるがえって、日本の企業の現場、
意思表示する機会が与えられても
意思表示しない人も多くいます。
本当にもったいないと思います。
「やってみなはれ。やってみなわからしまへんで」
まさに起業家精神を体現したような
サントリー創業者 鳥居信治郎氏の
決まり文句だったようですが、
「やってみなはれ!」
よりも簡単。
まず、「言ってみなはれ!」
の文化からでも自社に
根付かせていきたいですね。
PS. なぜ「レノン」?
レノン・ウォールの起源は、
1980年代の共産主義下のチェコスロバキアで、
若い人たちがジョン・レノンの死を偲び
メッセージを記したのが始まりらしいです。