水道のように

おはようございます♪

「仕事は個性と長所を活かし、
自他物心を豊かにする最高の活動」。

それを実現する個が輝くNo1企業づくりを、
共感自動の組織づくりと
マーケティングで支援する

感動経営コンサルタント
佐々木千博です。

人は皆、人生経営の経営者。
全員、黒字経営になってほしい。

会社経営は、掲げる旗印に集う
人生経営者を輝かせ、増幅させて
黒字にするもの。

このメルマガでは、
そんな、人生経営と会社経営を共に
黒字にするヒントをお届けしています。

水道のように

「君の名は」「天気の子」など
ヒット作品を生み出した新海誠監督は、
あるインタビューで、

ひねったらすぐに水が出てくる
蛇口を例に挙げて、

「人々が『すてきなものを見たい』
と望んだ時に、差し出せるような仕事
ができればいいなと思います」

と言われたそうです。

前作「天気の子」の主人公たち
陽菜と穂高は、劇中で、
まさに晴れを望む人に、
晴れを提供するようなお仕事
をしたりしています。

・・・

こんなことを書いていると、
松下幸之助翁の

「いわば水道の水のように、
いい物を安くたくさんつくる
ということは、
いつの時代でも大事なことやで」

翁自身は、使わなかったそうですが、
世間に「水道哲学」と呼ばれる
考え方が思い出されます。

「いい物を安くたくさん」

近視眼的に見れば、
今のモノ余り日本には時代遅れ
と思われる方もいるかもしれません。

しかし、世界にはまだモノが不足
している国は沢山ありますし、

そもそも「いいもの」は製品スペック
だけを指すわけでもないと思います。

原料から廃棄・再利用までふくめた
ライフサイクル全体を見た時に
「いいもの」を考えた時に、
日本にいいものは少ないかもしれません。

「安く」も何をもって「安い」というか?

「たくさん」は新海監督のいう
「望んだ時にさしだせる」という意味でしょう。

企業人の使命として、

「”いいもの” ”安く” ”たくさん”」

は、今も変わりません。