かつての常識も・・・
おはようございます♪
働きがいと業績を両立する
人が輝くNo1企業づくりを、
従業員主役の成長企業づくり4ステップで実現する
感動経営コンサルタント
佐々木千博です。
人は皆、人生経営の経営者。
全員、黒字経営になってほしい。
会社経営は、旗印に集う人生経営者
を輝かせ、黒字にするもの。
このメルマガでは、
そんな、人生経営と会社経営を共に
黒字にするヒントをお届けしています。
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★かつての常識も・・・
少し前に、みずほ銀行が新規通常の発行に
1100円の手数料を取るというニュースが
出て少しだけ話題になりました。
少し前までは、通帳は発行されて当たり前。
通常はタダで当たり前だったので、
30才以上くらいの人にとっては、
印象深く思った人も
多いのではないでしょうか?
逆にアラ20の方などは、
なんで今さら紙の通帳いるの?
と思っているかもしれません。
他にも、MUFGは、紙通帳から
デジタル通帳への入り替えに抽選で
2億円くばるキャンペーンをやって
いましたし、
三井住友銀行も同様のキャンペーン
をやっていました。
要はどの銀行も紙の通帳を減らしたい!
これをどう考えるか?
紙通帳愛顧の顧客の利便性低下
を重視するか?
経営合理化・トータルメリットを取るか?
は立場によっても考え方が
違いますが、
・紙の通帳には、毎年一冊200円も
印紙税がかかってしまうこと
(仮に1000万冊なら年20億円!)
・通帳制作にもお金がかかること、
・通帳対応ATMは高額で
メンテ代もかかること
・利用者がこれから減っていくこと
(人口もそうだが、若手世代
は自然にデジタルシフト?)
・銀行の厳しい経営環境
・環境負荷も若干でも下がる
・業務も紙が減って、最後なくなれば
削減することができる。
など考えると、この判断が必ずしも
おかしいとも言い切れません。
ちなみに、新規発行者のみで、
新規発行でも70歳以上は有償化
対象外です。
さて、伝えたいのは、銀行の通帳
有料化がどうこうということでは
ありません。
時代は確実にデジタルシフトしており、
その中で、今までの常識も
一度疑いましょう!ということです。
・今まで〇〇だったから・・・
という単なる前例踏襲
・変えるのが面倒だから、後回し
・まわりの様子を見て・・・
という発想では、これからの激変時代
勝ち抜いていくことは難しいでしょう。
事業は環境適応業です。
環境が激変するなら、我々も
変えるべきところは、どんどん
変えていかねばなりません。
特にAI革命と言われる時代、
コロナもあり、デジタルシフトが
加速するしかない昨今、
DX(デジタルトランスフォーメーション)
の観点は不可欠です。
尚、経産省のDXの定義は、
このようになっています。
『企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、
データとデジタル技術を活用して、
顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、
ビジネスモデルを変革するとともに、
業務そのものや、組織、プロセス、
企業文化・風土を変革し、
競争上の優位性を確立すること』
変更ではなく、変革となっています。
つまり、改善というより革新の
観点で考えましょうということですね。