「なぜ?」の力

おはようございます♪

働きがいと業績を両立する
人が輝くNo1企業づくりを、
従業員主役の成長企業づくり4ステップで実現する

感動経営コンサルタント
佐々木千博です。

人は皆、人生経営の経営者。
全員、黒字経営になってほしい。

会社経営は、旗印に集う人生経営者
を輝かせ、黒字にするもの。

このメルマガでは、
そんな、人生経営と会社経営を共に
黒字にするヒントをお届けしています。

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー

★「なぜ?」の力

よく5W2Hなど言われますね。

When(いつ)
Where(どこで)
Who(誰が)
Why(なぜ)
What(何を)
How(どのように)
How much(いくら)

です。

5W2Hを意識して話しましょう

とか

5W2Hを意識して聴きましょう
とか言われたりしますが、

この7つの中で、
圧倒的に別格のものがあります。

それが「Why(なぜ)」です。

そして、日々たんたんと仕事している
とつい忘れがちなのも「Why(なぜ)」
だったりします。

なぜ、「なぜ」が別格なのか?

他の4W2Hは、主に目の前のことを
確実に遂行するために必要な情報です。

これが不明確だと、
正確に仕事できなかったりします。

対して「Why」は、問わなくても、
特に目の前の仕事は出来たりします。

指示通りやればいいだけです。

しかし、改善したり、新しい視点を
得るためには、「Why」が圧倒的に
強力です。

「Why」を過去に向けて使えば
原因究明になります。
トヨタの「なぜ」5回は有名です。

「Why」を未来に向けて使えば、
目的や目標の明確化になります。

例えば、新商品キャンペーンを
やることになったと指示があった。

「なぜ?」と問う事で、
そのキャンペーンをやる理由(目的)、
どんな状態を得たいのか(目標)
ということに眼を向けることができます。

手段の目的化も避けることができます。
会議の議題が「システム導入」の
場合で考えます。

気が付いたら、システム導入ありきで、
どのシステムを入れるか?
どうやって納期内・予算内に収めるか?

などの議論に血道をあげており、
そもそもの目的が何だったのか?
が置き去りになっている
ようなことがよくあります。

同じようなものに、「調査」や
「分析」「管理」などもそれ自体が
目的になることは、ほぼないはずですが、
似たようなことになるケースを見ます。

そんな時、
なぜ、システムを導入するのか?

を問う事で原点に変えることが出来ます。
システム導入は失敗確率が非常に高い
と昔から言われていますが、
これは「なぜ」の不足が大きな原因の
一つではないでしょうか?

前例踏襲だけでは通用しない
時代になってきています。

「なぜ」を、どんどん問うて、

原因の掘り下げ、
目的・目標の明確化によって、
仕事の中身そのものを変えていきましょう。