その下請けに甘んじて、本当に大丈夫?

理念を核とした組織開発と事業開発で
働く人の幸せと、業績向上体質をつくる

三方未来よし経営®のパートナー
感動経営コンサルタント
佐々木千博です。


今日は、浅草から群馬県に移動。
初めて東武鉄道にも乗りました。
そして、縮小産業の下請け・OEMに甘んじること
なく自社オリジナル商品・事業を開発した
素晴らしいお話を聞けました♪

今日から数回にわたってお伝えしますね。


★今日のCONTENTS★

【Contents】その下請けに甘んじて、本当に大丈夫?

【Book】毎日更新
 今日の読書「新書太閤記」

【無料ZOOMセミナー】会社を成長軌道に乗せる三大戦略とは?


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【Contents】その下請けに甘んじて、本当に大丈夫
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ものづくり中小企業は、比較的、下請けやOEMを
事業の柱にしているところが多いと思います。

更に云えば、一社に売上の相当割合を
依存している実質一社下請けという会社も
結構多いと思います。

今日は、一社下請けではないですが、
下請けで・OEMを愚直にやってきた会社が、
自ら新しい事業領域を創ってきたお話を伺いました。

その会社は、今年創業145年を誇る刺繍の会社
株式会社笠盛 様。

笠盛さんでは、
12年前に、OOO(トリプル・オゥ)という
まったく独自の刺繍アクセサリーというカテゴリー
を新事業としてスタートされました。


▼OOO(トリプル・オゥ)▼
http://www.kasamori.co.jp/triple-0/



アパレルメーカー等の刺繍部分を請け負って
素晴らしい刺繍をされていたのですが、
国内アパレル業界自体、そして刺繍自体が
縮小傾向にある中で、まったく新しい
刺繍アクセサリーという分野を開発・開拓されたのです。

今では、立派な事業の柱に成長しています。


もし、12年前、うちは下請けだからと、
下請けだけに甘んじていたら、
どんなことになっていたか?
と想像するとゾッとします。


下請け業態は、その市場が伸びている時は、
元請けと一緒に成長できる可能性が
ありますが、市場自体が縮小している場合、
よほどシェア拡大できない限りは、
量の減少、値下げ圧力、納期圧力で
経営が厳しくなります。

さらに、現在のように、
人件費上昇、原材料上昇となると、
利益の圧迫は、売上減少の比ではありません。


御社が下請けやOEMの場合、
元請けやブランドメーカーの市場や業況は
どうでしょうか?

黙っていても仕事が来た時代は、
もうやってこないです。

元請けの市場や業況がマイナス傾向なら、
今からでも遅くありません。
一刻も早く、新しい領域に踏み出すことが必要です。

何も新しい手を打たない。
座して死を待つのは、最悪の戦略です。



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【Book】毎日更新・今日の読書「新書太閤記
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「AI分析で分かったトップ5%社員の習慣」によると
28社の調査で、一般社員95%の読書量は年平均2.2冊、
トップ5%社員は20倍の年48.2冊です。
社長は勿論、リーダーに読書は必須習慣ですね。

*「書評」や「まとめ」ではありません。
*太字部分は引用部分、赤字が一言集約です。

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新書太閤記
著者:吉川英治
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(三日普請にチャレンジする初日)

労働する者は長い労働の体験から
教わっている狡い体の使い方を知っている。
よく働いているように見せかけながら、
実は真実の汗はしぼっていないのだ。
彼らの反抗は、服従していると見せて、その実、
能率を上げないことで、いささか内心で慰めているのであった。

(中略)

喰うために彼らは働いている。
(中略)
小さいのだ。卑屈なのだ。
(中略)

小さい望みしかもたない人間に、大きな働きを
求めても無理である。大きな精神を把持させなければ、
大きな労力の効果と能率は上がる筈がない。

 

「忙しいフリの仕事」

現代でも、このような働きぶりは実に多い。
仕事しない方が得なのだという軽薄な考え方と
働き方である。その解決策として藤吉郎は、
望みを大きくしてやることだ。
仕事の意味を大きくしてやることだと考えている。




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【無料ZOOMセミナー】会社を成長軌道に乗せる三大戦略とは?
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あなたの会社は3年先、5年先を見据えた
”人財育成”がきちんとできていますか?

もし、次の項目にあなたの会社が当てはまるのなら
「行きあたりばったりの人財育成」
を行っている可能性が高いです!

・人財育成のゴールがあいまいで
 「仕事を覚えれば良い」で終わってしまっている


・離職率が高く、働く社員も指示待ち人間が多く。
 モチベーションも低い

・経営者の「右腕」となる人材が少ない、或いはほとんどいない

超人手不足時代が目前に迫っている今だからこそ、
社員が「ここで働きたい!」と自ら思う組織風土を
作ることが重要になってきます。

「組織風土作りで、売上が本当に上がるのか?」
と思うかもしれませんが、組織風土を作ることは
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本セミナーの受講を絶対にオススメします。


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・11月2日(水)13:30~14:30
・12月1日(木)13:30~14:30

※当社主催セミナーではありません。
佐々木も11月2日に登壇します。

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