GRPIモデルを使ったチームビルディング

こんにちは!

佐々木感動マーケティングの雪山さやです。

毎週日曜日の感動経営通信メルマガは雪山からお送りします。

暑かったり、台風が近づいていたりと
各地で大変なお天気・被害のニュースを見ます。

読者のみなさま、どうぞお気をつけてお過ごしください。

今日は、先日私がお手伝いしている会社の中で実施した
「GRPIモデルを使ったチームビルディング」について
少しご紹介してみたいと思います。


・もっと目標に向かうチームにしたい
・自走する組織にしたい
そんな想いをお持ちの方にぜひお読みいただきたいです。


「GRPI(グリッピー)モデル」は
組織開発コンサルタントのベックハードが提唱した
チームビルディング、組織開発のフレームワークのひとつです。


この4つの指標が健全に働いているかチェックするというものです

・Goal(目標)
・Rple(役割)
・Process(手順)
・Interaction(関係性)



詳細はぜひお調べいただきたいのですが、
重要なポイントは、GRPIの4つの指標は
上から順番に決まっている必要があるということです。

目標なき役割分担はないし、
役割が決まっていないのに手順は決まらないですよね。

一番下の土台である「関係性(Interaction)」は
もちろん大事なのですが、ここからアプローチしないのが
このモデルです。

まずは上から順にチェックしていくことで
自分のチームはどこに問題があるのか?課題にたどりつくことが
できます。


私がお手伝いしている会社で実際に行ったグループワークでは
「チームの現状を見つめて、
自分たちのチームにとって最も必要な変化を決める」
ためのワークにGRPIモデルを使いました。

1.自分たちのチームの目標は何か?
2.自分たちの役割は何か?
3.その仕事の手順は?
4.チームの関係性はどんな状態?



1~4それぞれの問いに、As is(今どうなっているか)と
To be (どうあるべきなのか)にわけて議論しました。

例えば「会議が長い」→「短くしよう!」といった
表面的な課題に対処するのではなく、
本質的な課題は何か?を特定するために
1から順番に話し合いました。

ゴール(目標)から話し合うことで
話が発散せずに、ゴールに向かう力強い議論ができました。


チームの関係性が悪い時に、

・柔和なコミュニケーション
・忖度なしのやりとりをしよう

などといった関係性への取り組み指針を作っても

では、なぜそれらをする必要があるのか?

というゴールが明確になっていないとメンバーは
腹落ちして行動に移すことができません。

しかし、ゴールを揃えることで、
ではこういう役割を実行しよう
業務効率化をしよう、など
具体的に実行する意味が腹落ちするのです。

さて、みなさまのチームはGRPI的に
どんな状態でしょうか?

As is と To beにわけて
ぜひ一度考えてみられてください。


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