根拠のない確信から始めて、自信に変えていく
経営において、正解が分かっていることは
ほとんどないと思っています。
完璧な情報も存在しないし、将棋などのような
不動のルールもない未来のことだから、
当たり前です。
最初から100%上手くいくと分かっていることはない。
だから、経営者は、最大限のリサーチや分析
などはしても、
最後は、根拠は完璧でないが、
上手くやってやると決断するしかありません。
実行しながら「出来る!」という自信が
もてる状態にもっていき、最後に「出来た!」
と正解にするしかありません。
そのプロセスが仕事です。
そう思って、踏み込んで、でも、
やっぱり失敗したりもいていますが、
そんな中、今日、妻に勧められて、
「二月の笑者になるために」という本を
読みました。
内容は、中学受験を題材にしたマンガ
「二月の勝者 ー絶対合格の教室ー」と、
「中学受験 必笑法」という本のハイブリッド
のような本です。
うちには小六の受験生がいるので、
妻が買って読んでみたら、良かったよ♪
ということで、私も読みました。
なかなかいいこと書いている
と思いました。
その中に、こんな一節がありました。
2つ引用します。
ーー引用1ーーー
自分の「決断」を
事後的に「正解」に近づけられる力こそ、
”正解のない時代”に
「自ら正解をつくり出す力」になるはずです。
ーー引用2ーーー
中学受験という経験を通して
「自ら正解をつくり出す力」と
「恵まれた人の使命」が備わったのなら、
敵がいなくなるという意味で「無敵」です。
以上「二月の笑者になるために」から引用
中学受験は第一志望合格率が3割くらい、
どんなに優秀な子が、どんなに努力しても
叶わないことがあるのが中学受験らしいです。
第一志望合格という形で報われなくても、
笑顔にはなれるし、次へのかけがえのない糧
となるという主張が本には流れていました。
仕事で一所懸命がんばることも、
まったく一緒だなぁ~と思いました。
VUCA、第四次産業革命のビジネス戦国時代に、
ありもしない正解、探していませんか?
正解はさがすものでなく、自分でつくるものですね。
結果、転ぶことがあっても、
また立ち上がって、歩みを止めなければ
それでオールOK!ですね ^^