過去の失敗を宝物に変える6ステップ

友人の加藤芳久さんは、
過去の失敗を宝物に変える6つのステップという
ことで以下のような動画を挙げられていますが、
良い内容と思うので、私の意見ややっていることも
交えて紹介しますね。


Step1.成功と失敗、挑戦を定期的に振り返る

成功と失敗、挑戦を振り返りリストアップする。
動画の中では一年を振り返ろうとなっていますが、
1年は開きすぎなので、もう少し定期的に
振り返ることをオススメしたいです。

私の場合は、毎日、感謝・成果・伸び代を
書き出していますが、該当関係は以下のようになる
かなと思います。

・感謝
・成果 → 成功と挑戦
・伸び代→ 失敗



Step2.内省と学びと自己探求

リストアップするだけでも、一定の内省は
働きますが、それで終わらせるともったいないですね。

私の場合、
伸び代(失敗)→次、上手くやるには?
成果(成功)→次も、上手くやるには?

そんな風に考えます。

尚、俗に言う「失敗」は、失敗とは捉えません。

上手くいかない方法が分かった。
上手くいくヒントが得られた。
挑戦中
人生のネタゲット(しくじり先生)

そう考えると失敗のない人生になります。



Step3.感情の探索

「仕事に感情を持ち込んではいけない」
かつて、私はそのようなイメージを持っていました。

しかし自分の感情を見て見ぬ振りをすると
意欲の源泉などが分からなくなります。

また感情は意志決定に大きな影響があるので、
本当の意味で内省する上では、感情は非常に重要です。
Step2に含めてもいい内容ですが、
加藤さんは分けているので、ここでは分けて
お伝えしました。



Step4.将来の行動につなげる

未来を変えるのは、私達の言葉・行動しかありません、
目標と行動を決めましょう。
目標設定を明確にしている方がモチベーションにつながり、
行動につながるし、実現しやすいです。

目標設定理論
目標が人のモチベーションに及ぼす効果について着目した理論
(1968年に米・心理学者エドウィン・ロック氏が提唱)

https://jinjibu.jp/keyword/detl/1454/

効果的な目標活用
・納得できる、ほど良い挑戦的レベル
・定量的で具体性のある目標
・早め、定期的なフィードバックを得る



Step5.目標設定

行動計画にすることが大事ですね。
〇〇を頑張るとか、〇〇を意識するとか
では、上手くいくことは少ないでしょう。

自分で決めることが大事です。
指示待ち社員は、あまりパフォーマンスも
発揮できないイメージがあると思いますが、
それは自分で決めていないことも多いに
影響していると思います。

動画でも少し紹介されていますが、
自己決定理論について簡単に紹介しておきますね。

自己決定理論
https://note.nec-solutioninnovators.co.jp/n/n8a0362f8960e

下位理論の有機的統合理論
動機付け0(モチベーション0)から
自分軸の高い動機付け(自燃人)の段階を表現

・無調整 :ロボットのような状態

・外的調整:罰や報酬のためにやる

・取り入れ的:承認欲求による

・同一化的調整:自分なりに価値を見いだしている

・統合的調整:自分の価値観と合致し自然に行動

・内的調整:自分の意志で自発的に行動。
   内発的に動機付けされている状態
   自ら心に火を灯す自燃人

ここでいうと、指示待ち人間は、無調整と外的調整
のところをウロウロしている状態と言えると思います。

内発的動機を高める3つの基本的心理欲求
・自立性
 自分で決定する(自ら人の助言を得るのもOK)

・有能感
 行動に対して成果や成長の実感があると上がります。
 いいフィードバックくれる人がいると、
 本当にありがたいですね

・関係性
 よい関係性は、相手を喜ばせたい。幸せにしたい
 という意欲につながりますね。



Step6.相互共有(シェアリング)とフィードバック

Step4やStep5のところでもフィードバックは出てきました。
それくらい大切です。

それだけでなく、情報だけでなく感情を共有する
ことで一人で取り組むだけよりも、相互成長、
関係性を育むことにも繋がりますね♪

一言で言えば、相乗効果・シナジーが発揮されますね♪