レスポンス・スピードは品質
今日はとある企業のインサイドセールスの
方から聞いた内容です。
今、世の中ではインサイドセールスと
フィールドセールスという二種類の営業に
分かれていることが多くなっています。
さて、インサイドセールスとフィールドセールス
って何ぞや?という方も多いと思いますので、
簡単に説明しますね。
インサイドセールスは、電話やメール、
オンライン会議などを通じてお客様に
アプローチし、リモートで営業活動を
行う手法です。
インサイドセールスはコスト削減や迅速な対応に
強みがあり、より多くのお客様に効果的に対応できます。
一方、フィールドセールスは、営業担当者が
直接顧客を訪問し、対面で商談を行う形式です。
フィールドセールスは、複雑な商談や信頼構築が
必要な場合に効果を発揮します。
それぞれ特徴が違うのですが、両者を組み合わせる
ことで、効率的かつ効果的な営業活動を実現できる
との考えで、最近この使い分けをする会社が
増えてきているという状況です。
さて、話を戻しまして、あるフィールドセールス
の方から聞いた内容です。
その会社では、お客さま候補の方から、
資料請求などの連絡がオンラインで入ってきます。
時間帯はお客さまの事情により様々で、
朝の方も居られれば、日中の方も居られれば、
夜遅い方も居られます。
このフィールドセールスの方は、資料請求の
連絡が入ったら即座に連絡できるよう常に
気を配っているそうです。
そして、資料請求が入ったら、資料請求より先に、
可能な限り、即電話してアポイントを取ります。
そして、すぐにフィールドセールスに訪問して
もらうそうです。
この時間が短ければ短いほど、成約するそうです。
資料請求が夜遅い方の場合は、即電話はできませんので、
翌朝に電話します。夜遅い資料請求の方は、
恐らくお勤めの方で日中は仕事で
対応できないのでしょう。
多くのケースで電話はつながらない
のですが、つながるまで電話するのではなく、
すぐに資料を送ります。
そしてお電話させていただきましたが、
ご連絡出来なかったので、取り急ぎ資料を送らせて
頂きましたといった旨の電話を後でやっていきます。
兎に角、可能な限り、時間を置かないことが
ポイントということです。
お客さまの立場から考えてみます。
資料請求した時が一番興味関心が高まっている
タイミングで、即掛かってきたら、話が早い
わけです。購入意欲(気持ち)も高いときに、
さっと提案してもらえると、気持ちいいし、
すぐに決められて満足です。
つまり、『レスポンス・スピード=品質』ということですね。
他の方で、x(旧twitter)を使って情報提供し、
DM(ダイレクトメッセージ)でフォローして
お仕事を受注されている方も居られます。
この方は自営業ですが、大きな成果を挙げられています。
この方も、DMに入ってから返事するまでの
時間が勝負とのことでした。
やはり、『レスポンス・スピード=品質』ということですね。
電話でも、メールでも、SNSでも、
レスポンス・スピードということの価値を
もっと考える必要があると感じました。
私自身の場合、1日中、コンサルティングや企業研修
で登壇しているので、構造的にレスポンスには限界
があります。そういった場合は、チームプレーを
考える必要があるかもしれません。
あなたは、レスポンス・スピードを高めるために
何か工夫されていることはありますか?