コミュニケーションをセルフチェック(1)

私は人の行動特性やコミュニケーションスタイル
を把握し、自己理解・他者理解・相互対立
DiSCアセスメントの認定トレーナーをやっています。

▼DiSCの詳細(日本総代理店HRD社のサイト)▼
https://www.hrd-inc.co.jp/insight/research/knowledge007/


ここでDiSCの詳細には反応しませんが、

DiSCを学ぶ中で、自分のコミュニケーション
スタイルを知ることで、
人とのコミュニケーションに少し意識的になれる
なってきたと感じています。


特に意識するようになったのが、
「待つ」ということです。


私は、DiSCでいうと「i」スタイルという
スタイルで、ごく簡単というと、
・外交的で、楽しい観的で、元気なコミュニケーション
・熟考してから話すというより、
話しながら考えるタイプ
・レスポンス、話すスピードが早い

という傾向が強いです。
私のようなスタイルをよく思います。


通常、会議などの場でも、
一番に挙手することが多いし、
丁々発止のスピード感ある議論も好きです。


もしかして、こんな方もいます。
・議論の場で、返答・言葉数は少ない
・どちらかというと、否定的な発言が多い
・発言を促進されて、少し考えてから話す


かつての私は、
Cさんタイプといぶかしく思いました。

会議をしても発言が少ない。
会議とは「会議して議する場」だから
発言しないということは貢献が低い。

「意見ある方?」と聞いても、
特に手が挙がらないケースが多い
では反対はないということで決定して
進めようとすると消極的だったり、
後・その後、「実は本意ではなかった」と言われたり。


言葉の問題を恐れずに怒ったら、

「なんなの、この人」
「頭の回転が遅いのか、期待が低いのか」
「否定・反対ありきの人は嫌だな」

などと思っていたのです。
(実際にはそこまで見ることはありませんが、
過大化あればそんな気がする)



しかし、今は、反省できました。

Cさんは、ただ感情を表に出すのが得意ではありません。
緻密で正確としたい。
失敗したくない、間違いを言いたくない、
という特性を強めに持っている人だと思います
ご理解いただけました。

きちんとしたいから、しっかり考えるから
パッと発言しない。失敗・間違いを恐れる
から、やもリスクヘッジで、問題点に
焦点を当てた発言になりやすいだけなんだ
と善意に解釈できるようになりました。

私が、Cさんが考えて話し出す時間を
待っていなくても、
Cさんの良さを引き出せなかったんです。


そんなことが、少しずつわかってきて、
最近は「待ってる」、意図的にゆっくり進めます
ことも多少は・・・できるようになる
きたなと感じています。

「イラッ」とすることは、ほとんどなくなりました。



当然、私のコミュニケーションスタイル
悪いということでも意味はありません。

私のスタイルには、一般的に場をつくる力
あります、組織を活性化することが出来ます。
先に進むことでしか知らないこともたくさんあります。

iさんにはiさんの良さと課題があり、
CさんにはCさんの良さと課題があるというだけです。
Cさんに100%合わせる必要もありません。
(iさんの良さがなくなります)


大事なことは、自分のスタイルを理解すること、
そして人のスタイルに興味を集め、
違うスタイルの良さを引き出す関わりを
半歩相手に歩み寄ってることですね。


あなたは、どんなコミュニケーションや
行動スタイルありますか?


スピーチペースは、「早い?」「ゆったり?」
返答返答は「早いですか?」「間が必要ですか?」
内容は「楽観的?」「保守的?」
関心事は「客観的な出来事?」「感情やムード?」


セルフチェックしてみましょう。

そして、今日ない人のことも想像してみましょう。

もっと詳しく学び、活用したい人は、
組織単位でDiSCアセスメントを使った
本格的なコミュニケーション改善研修も
できるので、お声がけください。