経営品質を維持する仕組み_西精工からの学び7
おはようございます♪
会社変革リーダーづくりを通して
働きがいと業績の両立、
人が輝くNo1企業づくりを支援する
感動経営コンサルタント
佐々木千博です。
人は皆、人生経営の経営者。
全員、黒字経営になってほしい。
会社経営は、旗印に集う人生経営者
を輝かせ、黒字にするもの。
このメルマガでは、
そんな、人生経営と会社経営を共に
黒字にするヒントをお届けしています。
いい会社は、本当に学びの宝庫ですね。
人が輝く会社の日本代表の一社、
西精工からの学び、最終回 第7弾です。
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経営品質を維持する仕組み
西精工は、数多くの企業賞を受賞されて
いますが自ら狙って取りに行った賞は、
日本経営品質賞のみだったそうです。
これは、他の賞との比較ということ
ではなく、ちょうど、
経営者の勉強をしている時に、
この賞を目指すことで、経営システム
の精度を高めていこうとしての
ことだったそうです。
この件について、
講演を聞いていたお一人から以下の
ような質問がありました。
「日本経営品質賞を取るのはとても
大変だったと思います。
取った後に燃え尽き症候群に
なりませんでしたか?」
との質問でした。
この質問に対する西社長の回答は
凡そ以下の様なものでした。
そもそも、資格が目的ではないので、
燃え尽き症候群にはならなかった。
定期的にアセスメントシートを
読むだけでは、現場が理解・実践
することはまず不可能。
日本経営品質賞は会社単位で
作ればいいが、当社では半年毎に、
社内約20のチーム毎に報告書を
つくっている。
それをもとに、2・3時間かけて
チーム面談をしており、これで
水準を常に保てるようにしている。
再度取ろうと思えば、
いつでも取れるくらいにやっている。
とのことでした。
企業賞などを目的をもって
上手く活用する。
受賞目的でないので、それを維持
できるよう仕組み化する。
そして社長みずからしっかり関わる。
書けば簡単ですが、西社長の場合、
半年毎のレビュー面談で、
20チーム2・3時間。
生半可な姿勢では取組めません。
目的をもって取組む。
仕組み化して維持する。
それを継続徹底する根底も
社長の本気の関わりが
土台にあることが分かります。