問題対処と問題解決
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笑顔あふれる働き方と経営の共育コミュニティ
「さんよし会」主催
感動経営コンサルタント 佐々木千博です。
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問題対処と問題解決
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先日訪問した、ネッツトヨタ南国の
横田相談役の講話の中には、ハッとさせられる
ことが本当にたくさんありました。
いくつか、順にご紹介させて頂きます。
今日は、問題対処と問題解決。
皆様は「問題解決」していますか?
横田相談役は、世の中に「問題解決」でなく
「問題対処」が出回っている。
その最たるものは政治。
そして教育もほとんどが対処。
企業活動も多くが対処に留まっているのではないか?
と言われていました。
私が研修で、よくお伝えする簡単な
たとえ話で説明してみようと思います。
「もぐら叩き」ってご存知ですか?
ゲームセンターなどで、お金を入れて、
出てくるモグラを柔らかいハンマーで
叩くストレス発散ゲームです。
企業でも、仕事をしていると
様々な問題が発生します。
その問題を「モグラ叩き」のモグラ
とした時に、モグラは叩けど叩けど出てきます。
この「モグラを叩く」が「対処」ですね。
一方でなぜモグラが出てくるのか?
この原因を掘り下げると、
実は「電気が通っているから」
ということが分かります。(真因)
なので、コンセントを抜けば
モグラは二度と出てこなくなる。
この「電気を止める」が問題解決です。
モグラが出てきたから、目に見えている
「モグラ」を叩く。これと同じようなことを
日々の仕事でしていないでしょうか?
ということです。
例えば、メンバーが部屋の電球が一つ
切れていることに気付いていないとします。
対処は、「電球切れているので変えるように」
と指示することです。
即効性をもって、その場で問題はなくなります。
しかし、次も同じことを指示する必要が
出てくるかも知れません。
指示すれば指示するほど、
指示されるまで動かない指示待ち人間力が
磨かれていくわけです。
一方で、職場の変化に気づき、自ら判断し、
自ら行動するメンバーを育てれば、
「電球が切れたら、誰に言われずとも電球を
交換できる社風」ができるわけです。
これは電球に限りません。
そんな気づき力と主体性そなえた社員の
成長は、目に見えず、時間が掛かりますが、
永続性と汎用性(他でも通用)があるわけです。
そんな社員を育てることが「問題解決」
というわけです。
営業でいえば、
売上が伸びないという問題があったとき、
「チラシをまく」「値引きをする」
これらは問題対処。
他社にない価値提供の商品・サービスを創る
あなたから買いたいというお店とメンバーを創る
これらは問題解決。
問題対処
・目に見える
・即効性がある
・すぐ出来る、真似もすぐされる
・効果は限定的、その場限り
問題解決
・目に見えないことが多い
・時間が掛かる
・誰でも出来るとは限らない、真似されにくい
・効果は永続的、汎用的
私も表面的な対策と、真因把握と根本対策
の違いということで「モグラ叩き」の話を
よくしていますが、改めて横田相談役の話を
聞く中で、
手っ取り早い、表面的な「問題対処」
ばかりしている自分に気付かされました。
ハッとしました。
今やっている仕事は問題対処だろうか?
それとも問題解決だろうか?
都度、自問すると決めました。
さて、今あなたの会社で
問題対処の業務と、問題解決の業務の
割合どれくらいでしょうか?
今やっている目の前の仕事は、
問題対処でしょうか?
問題解決でしょうか?
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