他社と触れ合うことによる共育の価値
チームSKM 上村です。
先日、長坂養蜂場さんをベンチマークさせていただき、
そこで感じたことをメルマガでも何度かお伝えしました。
それ以外にも私は最近、
中小企業家同友会など、
そこで改めて感じているのが、
やはり「教育よりも共育」
そして「共に育つためには、自社の中だけではなく、
■他社を知ることで、自社の「当たり前」が変わる
ずっと自社の中にいると、
しかし、他社を訪問したり、
「こんなやり方があるんだ」
「こんな考え方もできるんだ」
「自社でも取り入れられるかもしれない」
と、新しい選択肢が生まれます。
同業種から学ぶ良さもあれば、他業種から学ぶ良さもあります。
同業種であれば、自社の仕事に置き換えやすく、
すぐに実践できるヒントを得られます。
一方で他業種の場合は、その会社がやっていることを
そのまま真似は出来ないかもしれません。
しかし、そこで「うちの業界じゃ無理だ」とか
「全く違う分野だな」と思考を停止するのではなく
「なぜ、この取り組みがうまくいっているのだろう?」と、
その背景にある考え方や構造を見て、
「この考え方を自分たちの業界に持ち込むなら、どうなるだろう?
むしろ異業種だからこそ、
その方が他社に対して差別化をすることができます。
さらに、そこで生まれたつながりから、
新しい仕事やコラボレーションなど、
思いがけないシナジーが生まれる可能性もあります。
■「知識」ではなく「実践」を見ると、学びの鮮度が変わる
講義や本から学ぶことも、もちろん大切です。
ただ、
「理論としては分かるけれど、現場では難しい」
「うちの会社では無理だろう」
となってしまうこともあります。
ところが、実際に取り組んでいる会社へ行き、
そこで働いている人たちの姿を見ると、
学びの感じ方が変わります。
「本当にやっている会社がある」
「こうすれば、こんな組織になるんだ」
「だったら自分たちにもできるかもしれない」
知識として知るだけではなく、実際の景色を見ることで、
これがベンチマークや他社交流の大きな価値だと感じています。
■他社の社員さんを見ることで、自分自身の現在地に気づく
これは社員教育という点でも、とても大きな意味があります。
自社の中だけにいると、
「自分は十分仕事ができている」
「会社なんて、どこもこんなものだろう」
「仕事はある程度我慢してやるものだ」
と様々な感情が湧きあがってきます。
ところが、他社で生き生きと働いている社員さんや、
自分から会社を良くしようと動いている社員さんに出会うと、
「自分はまだまだだったかもしれない」
「こんな働き方もあるんだ」
「自分たちも、こんな会社をつくりたい」
という気持ちが生まれることがあります。
上司から、
「もっと主体的になろう」
「もっと会社を良くしていこう」
と言われるよりも、
実際に同じような立場で働いている他社の社員さんを見る方が、
大きな刺激になることもあります。
人は良い景色を見ることで「自分もそうなりたい」と思えます。
実際に見たことないことは想像できないですが、
これも社外に出て学ぶ価値ではないでしょうか。
■「見に行く」から「見てもらう」へ
そして、さらに一歩進めると、
自社がベンチマークを受け入れる側になる
という学びもあります。
人に会社を見てもらうとなれば、
「見られても恥ずかしくない職場にしたい」
「もっと自分たちの仕事を磨きたい」
という意識が生まれます。
そして他社の方から、
「これはどうしているんですか?」
「なぜ、このやり方を始めたんですか?」
と質問されることで、
自分たちが普段当たり前にやっていることを
改めて言語化する機会にもなります。
さらに、
「すごいですね」
「参考になりました」
と言ってもらうことで、
「自分たちが普通だと思っていたことは、
と、自社や自分たちの仕事を誇らしく思えることもあります。
学びに行く側も育つ。
受け入れる側も育つ。
まさに「共に育つ」関係です。
■経営者・上司が意識しておきたいこと
一つだけ、注意しておきたいことがあります。
素晴らしい会社を見れば見るほど、
自社とのギャップが見えることがあります。
そのとき、
「あの会社はいいな。うちの会社はダメだ」
「できるなら、あちらで働きたい」
となる可能性もゼロではありません。
だからこそ、社員を外へ連れて行くのであれば、
「あの会社のようになれ」ではなく、
「私たちも一緒に、もっと良い会社をつくっていこう」
という姿勢を持つことが大切だと思います。
そして何より、経営者や上司自身が誰よりも学び、
実践し、自社を良くしようとする姿を見せること。
そうして、
「この会社をもっと良くしたい」
「この人たちと一緒に働きたい」
と思える会社をつくっていく。
そのためには経営者やリーダーの覚悟と決意と実践が必要になって
まずは経営者だけが学びに行くのではなく、
ぜひ社員の皆さんと一緒に外へ出てみてください。
「教える」から「共に育つ」へ。
知らなかった世界を見ることから、
■さんよし会のご案内
さんよし会では月に2回ほど、
まさに様々な業界の方が共に交流しながら学び合う場です。
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