SKMカルタ「ふ」不易流行…
おはようございます♪
人とチームの生産性革新を通して
「働き甲斐」と「業績」を同時に高める
感動経営コンサルタント
佐々木千博です。
今日が仕事はじめの会社も
多いのではないでしょうか?
最初の勢いは大切です。
一気にトップギアに入れて
勢いよく2020をスタートしましょう♪
今日はSKMカルタ「ふ」です。
【ふ】不易流行、何が不易で
何が流行か見極めよう
不易流行は、松尾芭蕉のお弟子さんの
向井去來という人が、師匠からの伝聞、
心構えなどをまとめた本「去来抄」の
中に出てくる言葉です。
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不易を知らざれば基立ちがたく、
流行を知らざれば風新たならず」
・・・・・・・・・・去来抄・・・
「良い俳句が作りたかったら、まずは
普遍的な俳句の基礎をちゃんと学ぼう。
でも、時代の変化に沿った新しさも
追い求めないと、陳腐でツマラナイ句
しか作れなくなるので、気を付けよう」
引用:日本俳句研究会
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蕉門に、千歳不易(せんざいふえき)
の句、一時流行の句といふあり。
是を二つに分けて教え給へる、
其の元は一つなり」
・・・・・・・・・・去来抄・・・
「千年変らない句と、一時流行の句
というのがある。師匠である芭蕉は
これを二つに分けて教えたが、
その根本は一つである」
引用:日本俳句研究会
さて、これは経営でも同じです。
経営でも、
変えてはいけないものを変え、
変えるべきを変えないと
上手くいくはずがありません。
日本は世界に冠たる老舗王国ですが、
多く老舗で大切にされてきたことの
一つが「信」つまり信用です。
これなどは、不易の代表的なもの
と言えるかもしれません。
他にも我が社の「不易」、
変えず守り磨き続けていくべき
根幹があるかもしれません。
我が社にとっての「不易」は何か?
時代に沿って変えていくべき「流行」は何か?
対話してみること、お勧めします。
皆がバラバラの見解では、
変えざるべきことが、中途半端に変わり、
変えるべきものが、中途半端にしか変わらない。
そんなお粗末なことになってしまう
かもしれません。
時代に振り回されず、
時代に取り残されずの
つよくしなやかな経営で幕末以来の
大変革期を生き抜いていきましょう。