相手以上に相手の成長を信じる

とある会社の営業支援をしている中で出てきた組織のやりきり力を高める
「やりきらせるマネジメント」

色々ありますが、前回ポイント3つだけお伝えをしました。

(1)部下はできると部下以上に信じる
(2)日々の確認とフィードバック
(3)例外をつくらない

今日は、(1)の部下はできると部下以上に信じるについて。

私は、人材育成の基本は子育てにあると思っていますので、私の子供時代で
考えてみます。

長男で俗に言ういい子ちゃんだった私にとって親の期待は負担だったり
しました。でも、基本的には、期待に応えたかったから負担だったわけです。

親からしても、子供の無条件の味方だからこそ仮に今出来が悪くても、
きっと出来る!と信じられるのだと思います。

では逆に、親からも期待されない、「こいつはダメな人間だ!」と
出来ない烙印を押されているいる子供はどうでしょうか?

きっと、これは自己重要感も、自己効力感もなくして無気力な人になってしまうでしょう。

もちろん、部下は大人なので、本来はすべて自己責任です。

ですが、期待されてこそ、関心もって見守ってもらえると
分かっていればこそ、今まで苦手であったことや、避けてきたことも
挑戦できやすいのだと思います。

もう一つ、部下の成長を信じればこそ上司にできることがあります。

それは厳しいフィードバック、厳しく指導することです。
しつこい指導です。

やっても無駄と思う部下に、わざわざ反発されたり、嫌な顔
される厳しい指導をするのは相当に無理があります。

部下はきっとできる!
成長できる!本当は力ある!
と信じるからこそ、今、厳しいことも言えるのだと思います。

これまた子育てと一緒です。

これを「厳愛」といいます。
目先のことだけ考えて、お茶を濁すのは、愛情ではないですよね。

愛の反対=無関心では、部下は育ちません。

子供の未来を信じるのと同じように、根拠なんて要りません。
部下は絶対に潜在的な大きな力、成長力をもっています!

まず、それを信じるところからはじめてみましょう♪

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