ポジショニング独りよがりになってない?
おはようございます♪
「仕事は個性と長所を活かし、
自他物心を豊かにする最高の活動」。
それを実現する個が輝くNo1企業づくりを、
共感自動の組織づくりと
マーケティングで支援する
感動経営コンサルタント
佐々木千博です。
人は皆、人生経営の経営者。
全員、黒字経営になってほしい。
会社経営は、掲げる旗印に集う
人生経営者を輝かせ、増幅させて
黒字にするもの。
このメルマガでは、
そんな、人生経営と会社経営を共に
黒字にするヒントをお届けしています。
ポジショニング独りよがりになってない?
昨日は、当社のポジショニングについて
深く考える機会がありました。
ポジショニングは、お客様にとって
唯一無二の地位を確立するものです。
比べられないオンリーワンの存在
になるためのものです。
ポジショニングは、事業戦略そのものであり、
ポジショニングの誤りは、現場の日々の
頑張りでは取り返すことが出来ません。
また一度つくっても、
変わっていくこと、変えていくべきこと
は当然あるので定期的な見直し必要です。
まさに、社長の仕事です。
ポジショニングは、
基本的に3C分析で以下の順で「つくり」ます。
考えるのでなく、自らの独自性ある
ポジションを「つくる」という考え方
が大切です。
【1】お客様
ここでいうお客様は、市場という面が
あります。時代の要請といったことも
お客様を捉える時入ってきます。
ペルソナという曖昧な想像より、
リアルのお客様の生々しい声が大切です。
どれだけ、お客様の「課題」や「願い」の
生々しい声集めて分析できていますか?
(9割の会社は、想像でカバーして
分かった気になっている)
【2】競合
直接競合に限らず、
間接競合(取り扱い商品・サービス
は違うけれど、同じ便益を満たすもの)
も考える必要があります。
お客様は商品・サービスが欲しい
のではなく問題解決したいだけ
ですから。
競合を意識せず、お客様だけを
見ればいいという意見の方も
おられますが、ポジショニングという
考え方でいけば、絶対に必要です。
また、競合をよく知ることで、
自社のヒントも多く得られます。
他者から学ぶという意味でも
競合調査は丁寧に。
(9割の会社は、ここが相当不足)
【3】自社
自社については、使命・理念・ビジョン
やこだわりなど色々あると思います。
しかしポジショニングを考える時に、
自社の思いにばかり囚われない
ように注意せねばなりません。
この【1】【2】【3】の順で、2軸をとって、
自社と競合との「お客様にとっての」
違いを浮き彫りにしていきます。
「お客様にとっての」がキモ
なので、「お客様が使う言葉・心の言葉」
にあるもので表現しましょう。
ポジショニングの軸に、
造語やお客様が使わないような
言葉は要りません。
(これ、やってしまいがちなこと
で本当に要注意です)
ポジショニングは、ブランド名や
独自技術、こったキャッチコピー
が出てくるのは、「お客様にとっての」
という視点が抜けている証拠です。
このポジショニングを徹底して
考えることで、自社の核となるもの、
伸ばしていくべきものが見えてきます。
競争のない、独自ポジションで、
お客様に喜んで頂けることは勿論のこと、
従業員の働き甲斐と業績を両立できます。