星野リゾートに学ぶ、危機との向い合い方
おはようございます♪
「仕事は個性と長所を活かし、
自他物心を豊かにする素敵な活動」。
それを実現する個が輝くNo1企業づくりを、
共感自動の組織づくりと
マーケティングで支援する
感動経営コンサルタント
佐々木千博です。
人は皆、人生経営の経営者。
全員、黒字経営になってほしい。
会社経営は、掲げる旗印に集う
人生経営者を輝かせ、増幅させて
黒字にするもの。
このメルマガでは、
そんな、人生経営と会社経営を共に
黒字にするヒントをお届けしています。
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星野リゾートに学ぶ、危機との向い合い方
少し前に放映された、カンブリア宮殿で、
星野リゾートが取り上げられていました。
観光業界といえば、コロナ禍で最も壊滅的
なダメージをうけた業界の一つ。
実際、星野リゾートも、4・5月は、
8~9割減となったそうです。
そんな中で、星野社長が打ち出した
取組みの中で業種業態を問わず普遍的
に見習えるのではないか?
と思ったことが2つありました。
その1:現状と方針を皆で正しく共有
星野リゾートの倒産確率38.5%と、
社長から社員専用ブログで発信したそうです。
その上で、私たちはこういう作戦で
生き残っていくと方針も明示しました。
各ホテルの方のインタビューでは、
「ここまで開示してくれるので、
逆に気合が入った」
「自分達で何とかしようと
奮い立った」
といったようなコメントがされていました。
トップとミドルと現場で持っている
情報が異なると、危機感や意欲にも
当然に差が生まれます。
同じものを見て一緒に考える。
隠さず事実や状況認識を共有した上で、
逃げも隠れもしないトップの方針を
を明示することが、現場の力を引き出します。
その2:雇用を守る
「コロナが終わるまで人材を
維持して生き延びる」
「コロナで失ったものは
取り返せないが、コロナ後に
一気に復活するために
観光人材は欠かせない。
それなくして、コロナ期を
耐え忍んで乗り切っても、戻せない。」
「お金は借りればいいし、投資家に
出してもらえばいいが、
人材はそうはいかない」
常に先を見て、
本当に守るべきものを守る。
その3:今できることで知恵を絞る
遠距離旅行は難しい。
外国人宿泊者など全く期待できない。
そこで、マイクロツーリズムを提唱。
車で1・2時間の近距離の旅行。
LLCなどの発展もあり、
今までは遠方へ遠方へと旅行が
拡がっていたが、故に身近なところに
知らない魅力が沢山ある。
それを伝えていく。
ないものを、ない・ないと嘆くのでなく、
今できることの中で知恵を絞る。
市場を創っていく。
・・・
コロナ禍が今後どうなるか?
は分かりませんが、
仮に土砂降り業界の中でも、
やれることは沢山ある
ということを感じました。
ほとんどの内容は、
星野リゾートだから
出来るのではなく、
どの会社でも出来ることです!
コロナがあったから、
今の成長がある!と言える
日々を送りましょう。