AI革命で仕事がなくなる?

少し前に、人工知能のアルファ碁が
世界チャンピオンに勝ち、
昨年末には人間の棋譜を一切使わず
ゼロから学習したアルファ碁ゼロが、
アルファ碁をも超え、碁に限らない
汎用版のアルファゼロまで登場。

将棋でも、チェスでもTOPプロが
コンピュータに負けることが珍しく
なくなりました。

知能ゲームの世界は、強さだけなら
人間に出来ることはなくなりつつある
とも言える状況になってきました。

では、プロ棋士は仕事がなくなるのか?
というとそういうことではない
と思います。

人と人の戦いというドラマがそこに
あるからだと思います。

AI革命はゲームにかぎらず、
多くの仕事を奪うのではないか?
と言われています。

観方によっては、確かにそうかも
しれません。しかし私は、
この考え方に与しません。

ここで、産業革命の頃、その後
さらに機械化が進んだ時代に思いを
馳せてみましょう。

おそらく機械に人の仕事が奪われる
という議論はあったのだと思います。

そして、ある仕事は確かになくなった。
しかし、機械化によって、
”体の単純作業”から人は開放され、
より人らしい仕事を獲得したのです。

今回のAI革命でも基本は
同じと考えます。

”頭での単純労働”から人が開放
されて、より人間らしい仕事が出来る
ようになった!
と考えたらどうでしょうか?

これからは、AIに任せるところは
任せて、人間が人間らしい仕事を
できるか?

これが、競争力の差になります。

人間にしかできない、
・革新的なサービス創造。
・非定型の先読みのサービス。
・ホスピタリティあふれる個別対応。
・気持ち・感性がメインとなる分野。

これらが、これからの人の
仕事になるのでしょう。

AI革命を乗り切るためにも、
マニュアル人間、機械人間を育てる
教育から一歩抜けて出た
仕事していきませんか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です