上司にもフィードバックを

おはようございます。

信頼の右腕のいる会社づくりで、

・最低30年続く会社
・社長が3か月不在でも大丈夫
・後ろ向き離職のない会社
・人時生産性が毎年伸びる会社
・社長も従業員も幸せな会社

の実現を支援する

感動経営コンサルタント
佐々木千博です。

このメルマガでは、

右腕・リーダーを育て、
事業で成果を出すためのポイント

理念を核とした逞しい社風づくりと、
成果を導くマーケティング、

を中心にお伝えしています。

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★上司にもフィードバックを

若手の育成という観点で、
2日ほどお伝えしてきましたが、

若手が育つ一番の環境は何か

ご存じですか?

それは、「常に成長し続ける上司」
の姿を見せ続けることだと私は考えます。

では、上司はどうすれば成長できる
のでしょうか?

自ら挑戦し、振り返り、改善するのは
勿論ですが、それだけでは限界が
あるかもしれません。

自分で自分を理解することは
なかなか難しいことだからです。

成長に関して、若手や部下が有利な
点が一つあります。

それは、フィードバックが得やすい
ということです。指導・励まし・称賛・叱り
いろいろなフィードバックがもらえます。

上司はそれをもらいにくいのが
不利な点です。

社長は更にフィードバックをもらいにくいです。
カリスマになれば、ますます困難です。

最悪の場合「裸の王様」になってしまいます。

では、どうすればフィードバックが
得られるのか?

どんなフィードバックを貰えばいいのか?

「Google re:work」というサイトがあります。

▼Google re:work▼
https://rework.withgoogle.com/jp/

このサイトは、「働く」をもっと良いものに
というテーマでグーグルはじめ様々な
組織の働き方の先進事例をまとめて
くれています。

その中に、
「マネージャーにフィードバックを提供する」
というページがあります。

▼マネージャーにフィードバックを提供する▼
https://rework.withgoogle.com/jp/guides/managers-give-feedback-to-managers/steps/introduction/

詳しくはサイトを見てほしいのですが、
かいつまんでポイントを書くと、
以下のようなことをしているようです。

こと、人の成長に関して
「Googleと当社は違う」
いうことはないはずです。

上司の成長に不利な点、
「他者からのフィードバックが
 もらいにくい」
を解決し、

上司が一層成長するために参考に
してみては如何でしょうか?

<概要>

・半年に一回、部下からフィードバックを受ける

・報復回避のために匿名の3名以上を集計

・評価でなく成長のために利用

・13項目をn段階で評価

・自由記入欄2つ

<13項目:n段階評価>

1.マネージャーとして
  他の人に推薦できる。

2.能力を伸ばせる機会を与えて、
  キャリア開発をサポートしてくれる。

3.チームに明確な目標を伝えている。

4.具体的にアクションできる
 フィードバックを定期的に提供してくれる。

5.仕事に関して自主性を尊重してくれる
 (マイクロマネジメントをしない)。

6.1 人の人間として
  常に思いやりを示してくれる。

7.困難な状況においてもチームが
 最優先の仕事に集中できるように
 取り計らってくれる

8.上層部からの重要な情報を
  随時伝えてくれる。

9.過去半年の間に、自分のキャリア形成
 について有意義な話し合いの場を設けてくれた。

10.部下を効果的にマネジメントする
 ための専門知識(技術的知識、セールスの知識、
 経理の知識など)を有している。

11.マネージャーとの間で意見の相違が
  あったとしても、自分の意見を
  尊重してくれていることが行動から伝わる。

12.困難な状況においても優れた
 意思決定を行える

13.チームや組織の枠を超えた
 コラボレーションを効率よく行える。

<アンケート欄>

マネージャーに今後も続けてほしい
と思うことは何ですか?

マネージャーに改めて
欲しいことは何ですか?