アルムナイ採用を考える

働く人がイキイキ働き、
ファンが増え、
会社を成長し続ける
三方未来よし経営®の社外人事部

志・リーダーシップとビジネスナレッジを磨く
共育コミュニティ「さんよし会」主催


感動経営コンサルタント 佐々木千博です。



╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
 アルムナイ採用を考える
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋

前号では、アルムナイ制度のお話を雪山さん
からして頂きました。

雪山さんが書かれるように、
終身雇用まっさかりの頃は、
辞めた人はどちらかというと裏切り者感が
あったように思います。

大っぴらに、そこまで言われないにしても、
全体の雰囲気が、「途中で辞めたヤツ」
という雰囲気ですね。


そんな会社も、大企業を中心に、アルムナイが
流行っています。(中小では元々、一定割合
あったように思います。)


大きく3パターンあるようです。

・有志が勝手に創っていている。

・基本的に会社外のことだが、会社も、
 なんらかの支援をしたり緩やかに関わっている

・会社が設立している。


アルムナイ採用なんて言葉もあって、
アルムナイ採用を支援するサービスもあります。


このようになった背景は雪山さんも
書いてくれていますが、

・人材の流動性があがった
 (アメリカほどでは全然ないですが)

・採用難易度が上がった

などがあります。


アルムナイを採用するメリットとして、
どんな人か分からない人を採用するより、

・既に会社のことをしっているので、
 ミスマッチは圧倒的に少ない
 (在籍時にマズかった問題児社員は
  再採用しなければいいだけ)

・教育コストも掛からない

・企業文化にマッチしている可能性も高い

・社外にいたときの経験を自社に
 取り込むことができる


そんなことで、メリットの多い
アルムナイ採用ですが、
大事なのは、会社卒業後も緩やかに
関係を保ち続けることですね。

そのためにアルムナイ・コミュニティ
のようなものをつくるところも多いようです。


しかし、そのようなコミュニティがないと
ダメかというと、そんなことはありません。

私がご支援しているある会社(人手不足業界)では、
以前勤めていた人の採用を意図的に進めて
いますが、ある事業所では本当によく
俗に言うアルムナイ採用を成功させています。

準備していなかったからダメ、、、
ではなく、ぜひトライしてみましょう。



明示的にウェルカムを示すために制度を
つくったり対外アピールするのもありです。

私が15年お仕事させていただいた
DNP(大日本印刷)も気が付けば
いつの間にか、再雇用制度ができていました、

その名も「ジョブ・リターン制度」
https://www.dnp.co.jp/recruit/jobreturn/

社外の経験を持って帰ってきて~の
Aパターンと、

ライフスタイルの変化でやむなく
退職した人むけのパターンB

があるようです。

パターンAの再雇用要件は、
「通常のキャリア採用と同様に先行を
 実施し判断します」とあります。
つまり、普通のキャリア採用(笑)
ですが、こうやってPRすることで、
もういちど、古巣で頑張ってみようかな?
と思う人が出てきます。

私が卒業(中退)させて頂いた頃は、
そんな制度なかったし、古巣に再就職
というのはイメージしにくかったです。
当時(約10年前)と比較して、
ずいぶんと考えやすくなったと思います。


制度でなくても、かつての仲間達・大歓迎
というメッセージを出すだけでもOKです。

やれるところから、やっていきましょう!


ー・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・−
志とリーダーシップ・ビジネスナレッジを磨く
共育コミュニティ「さんよし会」
https://s-kando.com/service/sannyoshikai


次回 3月12日(火)20:00~
『経営の一貫性をチェック』

経営には一貫性が重要です。
理念と人財育成がチグハグ、
人財育成とマーケティングがチグハグ、
そんなチグハグだらけでは、
いくら個々の領域で頑張っても成果はでません。

成果がでないどころか、お互いに悪影響を
与え合ってしまいます。
各論より全体感・一貫性がどうであるか?
ワークを通して、それぞれで考えていきます。


▼無料体験参加 申込▼
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=dcJqOcua

<以降のさんよし会 ※特別回以外は20:00~ ZOOM> 
・3月12日(火) 経営の一貫性をチェック
・3月19日(火) 人財育成を感じ・考える
・3月26日(火)  動画を活用した理念浸透と 採用・人財育成
▼メルマガ・バックナンバー▼
https://s-kando.com/blog