仕事に幸せは重要か?
よくES(従業員満足度)向上が大切という
話がありますが、満足というのは、
何か要求事項があって、それが満たされると
満足という条件面に目が行きがちです。
より本質的なのは、満足でなく幸福
ではないかと思っているので、
私は、ESでなく従業員幸福度を高めること
が大切だという話を良くします。
一方で、人によっては、
仕事なんだから「幸せ」云々というのは甘い
という風に感じる方も居られるのではないか?
と想像します。
しかし、私が「幸せ」が大事だといっているのは、
個人的な価値観もありますが、
「仕事における幸せの効果」は、実利的にも
大いにに効果があることが調査で分かってきています。
ある調査によると
幸福度があがると、
・イノベーションが3倍
・変化への適応度が45%アップ
・営業成績が37%アップ
・生産性が21%
・燃え尽き症候群が4倍少ない
・欠勤が41%すくない
・不注意事故が70%少ない
・退職が59%低い
とこんな効果が認められているそうです。
ということは、締め付けるより、
如何に幸せに働いてもらえるか?を
考えることが経営合理性もあるといえますね。
幸せの研究として、前野先生の4つの因子が
私は分かりやすくて好きですが、
その他研究も色々あると思いますが、
リーダーとしては、
働くメンバーが何で幸せを感じるのか?
そこに目を向けることから初めていきたいですね。
(参考)前野隆司教授 幸せの4つの因子
(1)「やってみよう」因子
(2)「ありがとう」因子
(3)「なんとかなる」因子
(4)「ありのままに」因子