従業員アンケート設計のコツ

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「さんよし会」主催の佐々木千博です。

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 従業員アンケート設計のコツ
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最近、エンゲージメント調査(サーベイ)や
ES(従業員満足度)調査など
HRテックを使ったサービスが目白押しです。

企業と働くメンバーとの関係性はとても
大切ですし、デジタル技術の活用で見える
ことも確かにあると思います。


一方で、ありものの調査項目から出た
結果に一喜一憂することのリスクもある
と思っています。

それは各社固有である筈のある要素が
抜けている可能性があるからです。


それは何か?

『我が社の期待する人財は、どんな人財か?』

という人財像の定義です。


「じんざい」は4種類に分けられるとよくいいます。

・人財:まさに企業の財産
・人材:普通に働いてくれる人
・人在:ただ居るだけの人
・人罪:悪影響が強い人


また主体性という観点でも4つに分けられます。

・自燃人:自らに火種をもち、自ら燃える人
・可燃人:人に火を付けてもらえば燃える人
・不燃人:周りが燃えていても、燃えられない人
・消燃人:燃えないばかりでなく、人の火を消して回る人


他には、「2:6:2の法則」というものもあります。

・上位2割:様々な意味で会社をひっぱる人
・中位6割:可も不可も無く
・下位2割:給料泥棒w


どの区分でもいいですが、
例えば、

自燃人にとって、
この会社で頑張りたい!という会社と、

可燃人にとって、
この会社でやっていこう!という会社と、

不燃人にとって、
この会社でまあいいかな~という会社と、

消燃人にとって、
この会社なら楽だし辞める理由はないなという会社と、


誰にとって選ばれ続ける会社にしていくべきでしょうか?

それらをごちゃ混ぜにして、様々なメンバーの
単純に平均点の高い会社で本当にいいのでしょうか?


エンゲージメントサーベイや、各種の従業員調査は、
点数を増やすのが目的ではなく、それを目安にして、
よりよい会社を作っていく手段に過ぎません。

理想の我が社とは?
 ↓
その会社を一緒につくる理想の人財像は?
 ↓
その理想の人財像が入社し定着し成果を出す
組織の仕組みや社風・人間関係は?
 ↓
それを評価する会社の通知簿としての調査項目は?


この順番ですね。

だから、本来はある程度の傾向はあっても、
ありものを無批判に導入するというのは違うと思うのです。

理想の人財像が入社し、定着し、活躍する
従業員アンケート項目を考えてみましょう。
それを定点観測していきましょう。


PS.
共通の仕組みを使うメリットもあります。
同業他社など他社比較が出来るところです。



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