じゃ、ママ、タクシーに乗ればいいんじゃない?

チームSKM 中川隆浩です。

こんにちは。

 

皆さん、暑い中の移動、どうされていますか?
徒歩、自転車、自家用車、公共交通機関、タクシー…

偶然にも日経新聞にこんな記事がありました。
夏休みが始まったということもあるのでしょうか。

「小1の習い事、送迎にタクシー」


共働きが進む中、放課後の習い事が過熱しており、
両親のどちらかが送迎に行けないので、タクシーを利用する。

ある女性の場合は、往復1回で1,000円。

「家庭内は人手不足、解決するならコスパはいい。」

私も、時間を買うという理由(言い訳?)で、

タクシーを結構使ってきた方です。


残業して電車がなくなったので、タクシー。
飲みすぎて、終電を逃したので、タクシー。
雨が土砂降りになってきたので、タクシー。
汗だくになりたくないときには、タクシー。


隔世の感を覚えますw…


先日、移動先で珍しく路線バスに乗ることがありました。
乗りなれないので路線を間違えてしまい、
いったん降りてバス停で待つことに。
そこにはベビーカーにお子様を乗せたお母さんが待っていました。


陰になっていたので、日差しは強くなかったものの、
屋外の温度は優に30度を超えていました。

さぞかし、ベビーカーに乗っているお子さんも暑かったことでしょう。
おでこにたくさん汗をかいていました。


私が降りたバスも含めて、結果的に見送ること3台(うち1台は回送)。
なかなかお目当てのバスが来なかったことからの二人の会話です。


ボク:「ママ、バスなかなか来ないね。」

ママ: 「すぐ来るから」

ボク:「もう3台通り過ぎたよ(すごっ!)」

ママ: 「暑いよね、もう少し待っていようね」

ボク:「じゃ、ママ、タクシーに乗ればいいんじゃない」

ワタシ:「確かにそうだよね~」と思わずカットインw

ママ:「すみません(苦笑)…」

ワタシ:「いやいや、お子さん、スゴイですね~!」
 

この後すぐにお目当てのバスがきて、無事に着席。
私は降りるときに、あまりにも二人の対話が素晴らしいので、


ママに「お子様、おいくつかな?」と伺いました。

ママ:「2歳です。すみません(苦笑)…」

ワタシ:「2歳?! 素晴しいですね!将来楽しみですね~」

ママ:「ありがとうございます(笑)」(ようやく笑ってくれた!



この会話を聞いたとき、なぜかコーチングのGROW(グロー)モデルを思い出しました。
これにボクの気持ちをあてはめてみます。
この場合、ボクになり切ってのセルフコーチングとなりますね。

 

G:目標を明確に持つ
  → 早く目的地に行って遊びたい

R:現状を知る
  → 暑い中、じっと待っているのは退屈
  → ママもスマホばっかり見てる

R:資源を探す
  → 過去にタクシーに乗ったことがあり、待たずに楽だった
  → 同じ道をタクシーが走ってる

O:選択肢を出す
  → タクシーに乗る 〇
  → 次のバスを待つ △
  → とりあえず歩く ×

W:意志を持つ
  → とりあえず、ママに提案してみよう!
  → 「じゃ、ママ、タクシーに乗ればいいんじゃない」

 

普段の会話を少し意識することで、親子コーチングにもなるんだ!

それを自分でできるようになるとセルフコーチングにもつながる!
ボクの言葉から学ばせていただきました。

 

今回は、バス停での一コマを結び付けて考えることで、
コーチングって身近なコトから始められると気づかされました。

これを小さなころから親子で積み上げていくと考えると…
ボク(2歳)の未来は明るい!

コーチングに興味をお持ちになられた方は、
どうぞチームSKMにお問い合わせくださいね。

未分類

前の記事

仕事に幸せは重要か?
未分類

次の記事

生産性向上5大施策(1)