部下育成の奥義?その気にさせる魔法の言葉

仕事はロジックだけでは上手くいきません。
人は感情の生き物だからです。

正論ごもっとも、でも、やりたくない。
仕事だから仕方ないけど一応はやる。


こんな具合だと、成果が出ないのは明らかですよね。


そこで今日は、私がよく使う、
相手のやる気を引き出す言葉達をいくつか紹介します。



■〇〇さんがいうなら、△△△しよう
 アイデアがいいから△△△を採用するわけですが、
 〇〇さんが言ってくれなかったら採用出来なかった訳です。
 感謝の意を伝えると共に、
 「〇〇さんが言うなら」と言われると、
 アイデアだけでなく、〇〇さんを信頼している
 ことも伝えられますね


■勉強になった
 年上部下にも有効。上司にも使える言葉。
 「あなた、いい成果出しましたね」というと、
 評価する人・される人という関係になって、
 関係性によっては嬉しくないことありますが、
 自分が生徒役として勉強になったというのは
 皆、嬉しいと思うのです
 

■どうやったのか教えて
 これも自分が生徒役になるパターンですが、
 具体的にやり方を教えてもらいます。
 いい結果を出した人に、結果称賛だけでなく、
 プロセスや取り組みに関心を寄せるという意味と、
 自ら学びが得られる効果と一石二鳥


■そのセンス欲しい♪
 センスがいいと言われて嫌な人はいないと思います。


■もったいない
 改善のフィードバック時に私がもっとも
 使う言葉。「良いところが山ほどあるのに、
 その△△があることが本当にもったいない」
 そんな使い方です


■そうきたか!オモシロい!
 突拍子もないことをいう人がいたときに
 凹まさず、前向きな気持ちになってもらうために。
 「何バカなこと言ってるんだ!」では
 何も生まれませんね


■かげ褒め
 本人のいないところで、その人のことを称賛・推薦する。
 「〇〇さん、本当にスゴイから相談してみて」
 「〇〇君、凄く頑張ってくれて助かってる」
 こんなことを、本人のいないところでも伝えます。
 かげ口は人を不幸にしかしませんが、かげ褒めは、
 ・その人に機会が生まれやすくなる
 ・漏れてバレても、本人も幸せ
 ・美点凝視する自分の株もあがる
 と一石三鳥



以下の3つは、私のビジネスパートナーでもある
加藤芳久さんのYouTubeチャンネルで詳しく紹介
されているものです。


■筋が良いね
 凄くできなくてもいい。
 成果にまだなっていなくてもいい。


■〇〇さんらしくないね
 改善のフィードバック時に使う
 「本来〇〇さんは素敵」を前提として、
 「△△するなんて〇〇さんらしくないね」
 というと、認めてくれている〇〇さんらしくなろうと
 思える可能性が高まるというお話


■〇〇さん、さすがやわ・・・」ボソッと、つぶやき褒め
 面と向かって褒められるのが苦手な人向き
 カクテルパーティー効果で耳に残る


▼部下をその気にさせる魔法の言葉(加藤芳久チャンネル)▼
https://www.youtube.com/watch?v=yBPrvk8b-AI



「〇〇さんらしくないね」は、
私も「〇〇さんらしくていいね」と共によく使いますが、
つぶやき褒めは知りませんでした。


やる気を引き出せないと部下育成は上手くいきません。

その気にさせる自分にフィットした用語集
たくさん集めて使っていきましょう。