AI時代に「生き残る会社」がこぞって探す、ある“最強の職種”とは?

チームSKM 佐々木千博です。


突然ですが、社内でこんなモヤモヤを抱えていませんか?

「高いお金を払ってITシステムを導入したのに、現場で全然使われていない…」

「エンジニアは技術の話ばかりで、うちの商売の『ツボ』を分かってくれない…」


もし心当たりがあるなら、今日お話しする「FDE」というキーワード、
その壁を打ち破るブレイクスルーになるかもしれません。


今、米国の最先端企業(今、AIの中心にいるOpenAIやAnthropicも会社設立)
や日本の急成長スタートアップがこぞって採用を
強化している次世代の最強職種、それが「FDE」なるものです。


しかし今日は「このFDE人財を中小企業でも採用しよう!」
という話ではありません。(フリーランスで月100万前後~200万超、
Anthropicの採用では20万$~30万$、つまり年収3000万~5000万円!)


このFDEとは?を明らかにしながら、中小企業がこれからの
AI時代を勝ち抜くための「真に求めるべき人材像」について
一緒に考えてみたいと思います。



1. 現場の泥臭さを愛する技術者「FDE」とは?

FDE(Forward Deployed Engineer:フォワード・デプロイド・エンジニア)
直訳すると「前線に配備されたエンジニア」です。

彼らは、涼しいオフィスで仕様書通りにコードを
書くイメージの旧来のITエンジニアとは違います。

・自ら顧客の「現場(最前線)」に飛び込む

・作業着を着て現場の人間関係や暗黙のルールまで肌で感じ取る

・現場から経営課題の“本当のボトルネック”を見つける

・その場でAIやシステムを組み上げ、検証と改善を高速で回す

つまり、高度な技術力を持ちながら、
業務理解力とコンサルティング力を兼ね備えた、
現場の言葉で対話できる「技術とビジネスの翻訳者」です。

 

2. FDEがもたらす本質的価値は?

なぜ今、彼らのような存在が喉から
手が出るほど求められているのでしょうか?

私見・想像も含めて書いてみます。


求められるのは、勿論、短時間で成果を出し、業務を変革する
力を持っているからです。AI導入して失敗する会社は、
AIが悪いのでなく、現場の人でも現場のリアルを言語化できず、
技術者に適切に橋渡しできないからです。

FDEは、現場とコンサルティングと技術実装を
一人の中で完結するような存在だから成果がでやすい。
そして、そんな人は少ないから価値が高いということです。

もっといえば、その本質的な価値は、
顧客の「事前期待」を劇的に超え、
「感動」を生み出す力にあります。

 

FDEは、顧客の問題・痛みに深く「共感」し、
指示を待つのではなく「自ら動いて」、
技術力をもって実装レベルで最適解を導き出します。

 

恐らく彼らは、自らを会社に雇われた単なる作業者(歯車)
とは考えていないと思います。

まるで「じぶん株式会社」のオーナー社長であるかのような、
極めて自律的なマインドセットで仕事に向き合っています。


その場で現場から学び、技術に翻訳し、実装までするからです。
都度上司にお伺い・・・なんてことはしていないはずです。

だからこそ、机上の空論や押し付けのシステムではなく、
血の通った解決策をスピーディに
提示できるのはないでしょうか?

 

3. AIがコードを書く時代、なぜ人が必要?

AIが進化してプログラマーがいらなくなる」説もあります。

半分は正解です。確かに、単にコードを書く(How)だけの作業は、
生成AIが圧倒的なスピードで代替しつつあります。
私も最近、簡単なものをAIに書いてもらっています。

しかし、AIには「泥臭い現場の現実や文脈」を読み取ることはできません。

現場の見えない不満、社内の複雑な政治力学、現場独自の慣習……

そうしたカオスな状況から、

「一体何を解決すべきなのか?(What)」

「なぜ解決すべきなのか?(Why)」

「解決した先に何があるのか?(SoWhat)」

という本質的な問いや洞察をすることは、AIには難しいです。


これからのAI時代、リーダーや中核人材には、
IQ(知能指数)以上に、EQ(感情指数)や
「AQ(Adversity Quotient:逆境指数)」だと言われています。


現場の強烈な逆境や困難に直面しても心が折れず、
答えのない問いに立ち向かう意志。

そして、人間ならではの温かみや共感力。

これこそがAIに代替されない人間の本質的な価値と考えますが、
FDEには、これらEQやAQも求められるのでしょう。



4. 中小企業が求めるべき「AI時代の人材像」へのご提案

私たち中小企業は、これからどんな人材を採用し、
育てていくべきでしょうか。

高度なAIプログラミングスキルを持つ人を高給で引き抜く必要はありません。
いま自社に必要なのは、「FDE的な人材」ではないでしょうか?

FDEに求められるのは、
・現場を共感をもって深く理解する力
・目先に捕らわれず、全体観をもって戦略・設計できる力
・設計だけでなく、実際に実装してしまえる技術力
です。


これはAIの世界に限らないはずです。

自社の理念に共感し、三方未来よしで、
中長期も見据えて思考し、
現場も巻き込んで、現場で実現していける人。


御社の中で、この「FDE」のように現場の泥臭い課題
に飛び込み、自律的に動けそうな原石(候補となる社員)
はどなたか思い浮かびますか?

そんなメンバーを増やしていきたいですね♪


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