法の下の平等、企業では？

おはようございます！

人の力を活かし切る感動マーケティングで
“働き甲斐”と“業績”を同時に高め
あなたのビジョン実現を支援する
感動経営コンサルタント　佐々木千博です。

私事ですが、今日は上の子の
幼稚園の卒園式です。

あんなに小さかった子が、
もう卒園！4月から小学校！

大過なく元気にやさしい子
に育ってくれたことが
本当にうれしいし感慨深い。

そして、独立以来、全国を
飛び回ることになり、結果的に
家を空けることが増えてしまう中、

仕事しながら家事をほぼ一切やって
くれている妻にも本当に感謝です。

そして、それらを助けてくれる
義父母にも、感謝です。

さて、今日の話はつい先日、
あるお客様の営業部長と
話していた時のことです。

若干、整理・追加・補足して、
お伝えします。

叱るのに疲れた！

その営業部長は、何とか、
成果の出る営業にしようと、

・自らお客様といい絆結ぶ、
　営業を楽しむ背中を見せる。

・営業担当に参考になる新聞
　記事などの情報を提供する。

・営業同行して指導する。

など頑張られているのですが、

担当営業に営業の楽しさを知って
欲しくて、成長してほしくて、
そして皆で成果出したくて、
どうしても叱る場面も出てきます。

しかし、叱るのはパワーがいるし、
叱ることが増えると、とても疲れる
ことが多いとのことでした。

そこで、こんな話をしました。

日本は法治国家、企業は？

叱るって、本当にパワーいりますよね。

逃げずに、されていること、
本当に素晴らしいと思います。

でも、叱るのは私もとても疲れる。

だから、こう考えてはどうでしょう？

日本は法治国家ですよね。
独裁国家だと、国家元首が一人で
決めて褒賞も処罰もします。

でも日本では総理大臣が
気に入らなくても、法律に反し
なければ罰せられることはありません。

部長が、皆と部のことを考え、
望ましくないことを、個々人に
合わせ、叱っているとしても

相手が個人的に叱られていると
感じたり、部長も自分だけを
よりどころに叱って疲れるのは、
残念なことです。

独裁国家と違い、
企業は社長の私物ではないし、
営業部も部長のものでないですよね。

企業の憲法は、経営理念です。
企業の法律は、各種ルールです。

営業部も法治国家のように
営業部のシンプルルールを作って
それに照らして部を良くしていきませんか？

沢山ルール作っても実行できません。
決めたことを実行しない風土は、
本当に望ましくないです。

営業部の色々な課題を解決できる、
根源的なところでルール作りましょう。

多くても２・３個のシンプルルール。

作って、説明・理解を得て、
貼りだして、
それを徹底しましょう！

法の下の平等と同じで、
部のルールに反したら、部下から
部長も叱られる。

そんな形で徹底しましょう。

と話しました。

叱る→フィードバックする

更に、

そして、営業部ハウスルールを
決めれば、叱る必要すらないかも
しれません。

叱るのではなく、フィードバック
をしてはどうでしょうか？

（叱る例）
〇〇さんの☆☆は、△△の点で
問題あるから、◇◇するように。

（フィードバック）
〇〇さんの☆☆は、ルール◇◇
からみて、どうかな？どう思う？

人はなかなか変われません。
変わろうとすれば、自分で気づいて
何度も体に染みこませる必要があります。
年をとればとるほど、根気よく。

しかし、そもそも自分で気づく
のは難しいのです。

だから、ルールという鏡をその人
の前にスッと出してあげる。

ルールという鏡で、自分で自分の
言動を確認してもらう。

これがフィードバックです。

子供ではないので、
言われればルールに合致しているか
どうかは皆分かります。

自分の姿を自分で確認する方が、
気づく可能性が高いです。

そして、自分の考えでなく、
ルールという鏡を提示するだけ
なので、部長の心理負担も減るでしょう。

と伝えました。

勿論、この前提は、
部長が率先垂範することです。
もし出来ない時があれば、部下からの
指摘にも、素直に感謝し、反省する事です。

こんなお話をしました。
ルールの例などもお伝えしました。

最終的に、どんなシンプルルールに
なるか楽しみです。

会社を、理念憲法を頂点に、
ルールの下の平等で運営する。

ルールを例外なく運用し、
叱るよりも、フィードバックで
本人に気づいてもらう。

これ、おすすめです。

あなたの会社は、
皆がよりどころにする法・ルール
ありますか？

独裁企業でなく、法治企業
になってますか？

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