経営理念から人生クレドへ 行動を変え軸をつくる ~さんよし会・理念浸透ツアー体験記~
チームSKM 吉田です。
長坂養蜂場で見た「理念が生きる組織」
さんよし会で企画された「理念浸透ツアー」で、
長坂養蜂場さんを訪問しました。
1泊2日の企業訪問で印象的だったのは、
社員一人ひとりがイキイキと働いていたこと。
その背景には、
先代から受け継がれた生き様、理念を言語化し、
さらに10年以上かけて組織に浸透させてきた
歴史がありました。
一般的に理念浸透には、
次のような段階があります。
第1段階 額縁に飾っている
第2段階 唱和している・覚えている
第3段階 自分の言葉で語れる
第4段階 日常の行動や会話に現れる
第5段階 風土レベルで周囲に広がっている
長坂養蜂場さんは、この最終段階に
到達していると感じました。
(ただ、長坂養蜂場さんは
まだまだ発展途上という自己評価)
理念が言葉となり、行動となり、
文化として根づいている・・・その結果、
人が輝き、組織も高収益を実現していたのです。
自分の理念は何だろう?
この体験を通じて、
「自分自身の理念は何だろう?」と
考えるようになりました。
企業に理念があるように、
個人にも理念や行動指針があっていい。
むしろこれからの時代は、
経営者やリーダーほど
「個人の理念」が求められると感じます。
ちょうど、
研修から帰ってきたそのタイミングで、
国家資格キャリアコンサルタントの登録証が
届きました。
私事ですが、中小企業診断士の視点に加え、
キャリア支援の専門性を得た今、
自分自身の人生理念を言語化する挑戦を
始めました。
人生理念を言語化するツールとフレーム
キャリアコンサルタントやコーチング業界では、
ライフビジョンや人生理念を発信している方も
多くいます。
活用できるツールには「ジョブ・カード」
「ライフラインチャート」があり、
価値観・強み・未来像を整理するのに役立ちます。
また、スティーブン・R・コヴィーの『7つの習慣』で
紹介される
パーソナル・ミッション・ステートメント は、
自分の目的や価値観を明文化する強力な方法です。
そうです。第2の習慣です。
最近では、企業のクレド(行動指針)を参考にした
「個人版クレド」を作る人も増えています。
例えば(私の行動指針 素案より)
・私は仲間を信じ、仲間に信頼される存在になる
・自分を信じ、楽観主義で困難を乗り越える。
・家族との時間を大切にし、人生の豊かさを見出す
・日々の努力は未来の贈り物
といった行動軸を持つことで、
迷いが減り、選択に自信が持てるようになります。
理念は掲げるのではなく“生きる”もの
理念はただ掲げるだけでは意味がありません。
言語化し、日常に落とし込み、
行動へ変えていくプロセスこそが、
人生を豊かにするのだと実感しました。
企業の理念浸透が組織を強くするように、
個人の人生理念や行動指針は、
自分自身を支える軸となります。
企業と個人、それぞれの理念が調和し共鳴するとき、
組織は「志を共有する場」へと進化していくのです。
さんよし会で得られる学び
今回の理念浸透ツアーでは、
「心が動く(感動する)と行動が変わる」と
いう体験をしました。
私の場合は、この経験が人生を変える
分岐点になったのではと思います。
このように、感情と行動がつながる研修こそが、
真の学びであり、組織と個人の成長を結ぶ
架け橋になります。
さんよし会では、
こうした「心が変わる、行動が変わる、
そして自分の軸を磨く場」を
今後も提供していきます。
ぜひ一緒に学び合いましょう。
10月14日のさんよし会は
ファシリテーター上村がお届けする
ZOOM研修 私も楽しみしています。
お気軽にご参加ください。
** 是非ご参加下さい *******
■志とリーダーシップ・ビジネスナレッジを磨く
無料・共育コミュニティ「さんよし会」
https://s-kando.com/service/